楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

658. 忘年登山・猪の川渓谷

2021年12月27日(月)
最近歳を取ったせいか、元々硬い体の柔軟性が益々失われ、山を歩いているとバランスを崩す事が度々。それに加えて、心もますます頑固&偏屈になって、最近腹が立つことがとみに多くなりました。
先日も片道100kmを走り、房総半島のど真ん中、君津市猪ノ川渓谷に日本一遅い紅葉を見に行ってきましたが、
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その辺り一帯は東京大学が管理する千葉演習林。私が持っている分県登山ガイド「千葉県の山」(1995年出版、山と渓谷社)では演習林内の林道は自由に徒歩通行できるように書いてありますが、現地に行ってみると、「何人たりとも入るべからず!」のガッチガチのフェンスゲートが立ち塞がります。
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現代の留山?、一体何時からどんな理由で自由に出入り出来なくなったのか?、「関係者以外立入禁止 、御用の方は下記までご連絡ください。東京大学千葉演習林 04-7094-0621」と掲示してありますが、電話をかけて中へ入りたい、林道を歩きたい、と申し出たら、誰かゲートを開けに飛んで来る?、まさかね。そもそも、演習林や林道は国有財産で、国民の税金で維持管理されているのでは?。車はともかく、せめて一般のハイカーがくぐれる程度の小扉をゲートに設けてくれても罰は当たらないと思うけれど。勿論、火気厳禁、ゴミ持ち帰り、動植物採集禁止などは徹底させ、又、落石の危険があるならばヘルメット持参の自己責任を明示すれば済む。
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情報収集もせずに来るほうも悪いが、開門・開放するのは春と秋の年間数日とか、偉そうに、特別に通してやる、中に入れてやるとは、、今どき時代錯誤も甚だしい。どうも腹が立つ。忘年登山は空振り、次の山歩きは年明けになりそうです。

矢切ネギ

2021年12月26日(日)
家内の友人からは、柚子だけでなくネギも頂きました。ブランド品の矢切ネギです。友人の姉上様が松戸の農家に嫁ぎ、トマトとネギの専業農家の由、毎年頂きます。
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お返しは仙台の笹かまぼこ、最近は阿部や鐘崎ではなく、白謙の製品を選んでいるようです。

柚子シロップ作り

2021年12月25日(土)
家内の友人から今年も沢山のユズを頂きました。
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早速ゆずシロップ作り、表面の綺麗なもの4個を選んで、皮は細かく刻み、実は袋を半切りして種を除き、同じ量の氷砂糖と一緒に広口密閉瓶に入れました。
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あとは待つだけ、1日一回瓶を振って馴染ませれば、1、2週間後には出来上がります。美味しいゆず茶が飲めます。

忘年きのこ観察会

2021年12月24日(金)
今月の13日に船橋県民の森で今年のきのこ遊びの納会をした積もりでしたが、年末大掃除の担当分を済ませて時間に余裕が出来たので、午後から再び船橋県民の森に出かけて、忘年観察会を行いました。
入り口の掲示板に1月、2月の自然ウォッチングの案内があります。
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きのこ観察会なら私の出番もあるのですが(千葉菌類談話会通信第37号「船橋県民の森で見られるきのこ」参照)。
今日も専ら材上生きのこのチェック、林内は紅葉が綺麗です。
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見つけたのは、アラゲカワラタケ、
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オオチリメンタケ
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カワラタケ、キヌハダタケモドキ、クジラタケ、コフキサルノコシカケ、チャウロコタケ、チャカイガラタケ、
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チリメンタケ、ニガクリタケ、ネンドタケ、ハカワラタケ、ヒラタケ、
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ホウロクタケ、不明種
f:id:rakuzanrakusui:20211224230651j:plainなど。どなたか不明種がお分かりになれば、御教授をお願いいたします。
ヒラタケはしっかり頂いてきました。😆

年末大掃除

2021年12月23日(木)
一昨日は二階の窓掃除、今日は一階の窓掃除。26~28日は今季最強寒波が襲来する予報なので、早めに年末大掃除の当番箇所を片付けます。
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序でに、庭の千両と黄実の千両の一部に防鳥ネット掛け、正月飾りにするので、ヒヨドリに全て食べられないように。ヒヨドリの分け前は半分位、そのまま残してあります。😊

干し柿(紅柿)

2021年12月22日(水)
山形県上山市ふるさと納税返礼品の干し柿が届きました。紅柿が32果。
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干し柿は大好物、自分でも作りますが、やはりプロの味には叶いません。毎年、上山市ふるさと納税する所以であります。

純米吟醸 男女川

2021年12月21日(火)
百人一首の和歌「筑波嶺の峰より落つるみなの川 恋ぞ積もりて淵となりぬる」を詠んだのは第57代天皇陽成院純米吟醸酒「男女川(みなのがわ)」を飲むのは私。
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製造元は、つくば市沼田1485の稲葉酒造で、精米歩合55%、国産米&国産米麹100%使用、アルコール分15%。720ml 1本 1870円也。
筑波山には過去26回登っており、地元の皆さんには大変お世話になっているので、ささやかな恩返し?です。

ヤマブドウのリキュール

2021年12月20日(月)
9月末に下北半島の尻屋崎で採集したヤマブドウホワイトリカーに浸けて待つこと2ケ月、綺麗な色のリキュールが出来上がりました。
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少ししかないので、大事に飲みます。

NHKの衛星放送契約を考える

2021年12月19日(日)
TV放送がアナログから地上デジタルに完全移行したのは2011年7月、以降のTV受像機にはB-CAS(受信限定システム)カードが装着され、1台1台の受像機が個別に識別されるようになり、有料BS放送は契約しない限り、画面にスクランブルがかかり見られない。
他方、NHK地上デジタル放送は、公共放送という建前で法律(放送法)に守られ有料のまま、視聴料を支払う一般国民の懐具合からすると、NHK職員1万人の平均給与1100万円は高過ぎる。まあ地上デジタルの有料放送は100歩譲って我慢我慢。
但しBS放送の強制契約、自動受信は是非視聴者側の主体性が発揮できるよう、民間の有料放送と同じく自由選択・契約制にしてもらいたいもの。
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技術的には明日からでも出来るはず。NHK-BS放送は、映画は古いし、ドキュメンタリー番組は再放送が多いし、スポーツ番組には関心がない。殆ど観たい番組がなく、コスパは非常に悪い。もっとも地デジ放送も視るのはドイツ語講座くらい、朝ドラも大河ドラマ紅白歌合戦もつまらない。
受信料で賄われる職員の平均年収を、それを支払う国民と痛みを分ける意味で平均500万円程度に引き下げれば、人件費が600億円浮く。衛星放送契約で庶民から搾取している金額くらいの原資は捻出できるのでは。出来れば地デジ放送も契約制になればベスト、私は即契約を解除する。
放送法は法律が技術の進歩に追い付いていない悪い?見本、「公共放送ゆえ公平に負担を!」一本槍は、馬鹿の一つ覚えじゃあるまいし、悪平等の極み。NHKの職員は全て、民放と切磋琢磨して、「お金を払っても見たい」レベルの気品溢れる番組作りに精進してもらいたい。朝からへらへら笑っている場合ではないぞ。

アントワーヌ・ローラン著「ミッテランの帽子」

2021年12月16日(木)
1980年代のパリを舞台に繰り広げられる洒脱な大人のおとぎ話。人生に、生活に行き詰まったら読むと元気が出るかも、空元気かも知れませんが。
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パリの街、通り、建物、モニュメント、お店、新聞、TV番組、人物、料理、ワインなどフランスに詳しい人なら、つまりパリに住んだことがある人なら、10倍も100倍も楽しめる本です。が、私のように一度旅行で立ち寄った位では歯がたちません。作中に、アミガサタケのテリーヌなる料理が出てきます。来春に採れたら、作ってみます。

ハートランドビール

2021年12月15日(水)
お正月が近いので、近所のスーパーベルクスへ行ってハートランドビールを買ってきました。いつもは一番搾り本麒麟の缶ですが、大晦日やお正月には特別なビールが飲みたくなります。
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何が特別かというと、私が技術開発部で中味の商品開発に当たっていた40年近く前に開発したビール故であります。ご興味のある方は、日本醸造協会誌の「ハートランドビールの開発経過について」をご覧ください、と言いたいところですが、国会図書館にでも行かないと読めないかも。今の六本木ヒルズが建つ辺りに1986年、蔦(つた)館と穴蔵(あなぐら)というビアハウスがオープン、ハートランドがハウスビールでした(2014年まで六本木ヒルズ1FにハートランドというBARもあったようです)。若い時の私が何度か通った場所、懐かしいです。