2020年11月13日(金)、歩程2時間、単独
久し振りに房総の里山歩きへ。昨年の台風19号の後遺症で未だ山は荒れているかもしれないが、11月中旬になったのでヤマヒルの方は大人しいであろう。9:20に出発し一般道を走って、13:20富津市民の森駐車場到着。久し振りに登山靴を履き、山頂神社までの標高差200mを旧参道で上る。鹿やキョンの糞は落ちているが、熊がいないので安心。14:20山頂の訶具都智(かぐつち)神社(標高283m)に着く。祭神は火の神様、愛宕山の名前はこの神社に由来するのであろう。社殿裏手の展望台から今日は富士山や東京湾は霞んで見えず、ピラミダルな鋸山のみ認められる。次に三角点峰へ。神社前の林道を先へ進み、林道が左右に分かれる三叉路の傍らの小ピークに上ると、二体の石仏と三等三角点(名称:五頭郷、標高263.9m)が置かれている。
石仏は大日如来と馬頭観音、仏像の碑面に中倉村、御代原村、神徳村、小畑村、関村の名が読める。今も残る北麓の集落名であるが、過疎化が進んだ今はかつての篤い信仰も廃れているかも。そこから引き返し、県道88号線(富津館山線)に下りて、戸面原ダム湖周回にかかったが、途中山体斜面が崩落しダム湖に雪崩落ちており通行止め、やむなく引き返し、15:40車に戻る。帰りも一般道を走って、20:30無事帰宅。