楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

下五島・奈留島と久賀島

2020年12月4日(金)
若松島の南端を離れ、チャーター船は下五島久賀島・五輪港へまっしぐら。と思ったら、添乗員Mさんと船長の意思の疎通が悪く、船は奈留島の江上港に接岸。15:40、上陸して右手に見える教会堂まで歩いたところで、そこが江上天主堂であることに気づく。江上集落世界遺産の構成資産の一つであり、我々にとっては予定外のプレゼントであったが、Mさんは大慌て。もう天主堂は閉まっていたので外観のみ見学、1918年建立で国指定の重要文化財、クリーム色の外壁に水色の窓枠がアクセントを添える。
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近くの広場は学校跡か、奈留町立江上小学校の廃校記念碑(平成10年3月31日)が建つ。集落に廃屋が目立ち、人の気配が全くしない。
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16:00改めて五輪港へ。1615久賀島(ひさかじま)の五輪港接岸、直ぐ傍の旧五輪教会に入堂見学(16:20-16:30)、若い男性ガイド氏が案内してくれる。久賀島の集落も世界遺産の構成資産である。
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旧五輪教会は1881年建立、やはり国指定重文。現役教会ではないので内部の写真撮影O.K.、といわれても撮るものがない。
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それよりも、歌手の五輪真弓のルーツがこの集落で、祖父がこの教会でオルガンを弾いていたとのこと、地区の大半の家が五輪姓らしい。五島号に戻って、福江港に着いたのが17時ジャスト。(続く)