楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

下五島・福江島(1)

2020年12月5日(土)
6:30起床。7:30-8:00朝食、セットメニューの洋食を食べる。食後の腹ごなしに、港内に延びる堤防先端の常灯鼻(じょうとうはな)まで散歩。江戸時代末期に築造された防波堤兼灯台で市の指定文化財
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9:00出発、路線バスのお下がりと思われる旧い、レトロなバスに乗る。大きな荷物は後ろの窓を開け、二人がかりで後部座席に積み上げる。やれやれ。現地ガイドは熟年男性、8年前に大阪から移住してきた由。バスは武家屋敷通りをゆっくり走る。車窓から、上部にこぼれ石を積んだ武家屋敷の石垣、福江城址の蹴出し門などを眺める。本丸跡は現在長崎県立五島高等学校、現代の若武者が毎日登城する。バスは国道384号線を北上、途中、空海の史跡と云う笠外しの碑や権現岳を眺め、9:30魚津ケ崎(ぎょうがさき)に到着。
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遣唐使船日本最後の寄泊地で、最澄空海は留学僧として、此処から唐に渡ったのである。遙々と東シナ海が広がる。15分の写真タイムの後、近くの水の浦教会堂見学へ。ロマネスク・ゴシック・和風建築融合の白亜の木造教会で1938年の再建(創建は1880年)、やはり鉄川与助の設計施工で、木造教会としては最大の規模を誇る。入堂は叶わず、背後の丘に上がり教会や修道院や内湾を眺めました。
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三井楽にある遣唐使ふるさと館でお昼を食べる前に、道向かいにある焼酎工場(五島列島酒造株式会社)に立ち寄る(10:40-11:10)。6本以上は送料無料というので、皆さん買うわ買うわ、クーポン券を使いきるため我が家も6本購入しました。
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ふるさと館のレストランで昼食(11:15-12:15)、鬼鯖寿司つき五島豚しゃぶ御膳をいただきました。(続く)