2020年12月11日(金)
柏市の図書館から借りだし、一日で一気読み。大正4年(1915年)、北海道苫前村三毛別六線沢(現苫前町三渓)の開拓部落が羆(ひぐま)に襲われたドキュメンタリー、2日間で6人死亡、3人重症の大惨事、日本史上最悪の熊害と評される。
羆の大きさは体重300kg、本州に棲息する月ノ輪熊の4倍もある。北海道の山は、大雪山系の旭岳と黒岳、恵庭岳、樽前山、斜里岳、利尻岳、ニセコアンヌプリ、礼文岳しか登っておらず、いずれも登山者が多い山で事なきを得たけれど、この本を先に読んでいたら行かなかったかも。