2021-06-04 使い古した靴 楽天の日々 2021年6月4日(金) 先日、宮城オルレ・鳴子温泉コースを歩いた時、長らく愛用してきたホーキンスのウォーキングシューズの靴底が剥がれてしまいました。辻まこと風に言うなら、「この疲れきった靴に今までどれだけの重量がかかったか。その重量の上に、どれほどの心の動揺が支えられたか。その心の上にどれほど多様な風景が横切ったか。バランスのとれた美しい疲労を道具に眺めることは使用者のなぐさめだ」。マチュピチュも拉薩もこの靴で歩きました。名残惜しいけれど、お別れです。