楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

池内紀著「〈ユダヤ人〉という存在」

2021年7月10日(土)
池内紀作「池内紀の仕事場2 〈ユダヤ人〉という存在」読了。2018年、アウシュヴィッツを訪れて以来、
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アンネの日記」をはじめユダヤ人に関する書物を何冊か読みました。ユダヤ人とは何者か、ユダヤ民族とは?。。世界の総人口(78億人)の0.2%以下(1350万人)に過ぎないユダヤ人が、ノーベル賞受賞者の22%(201人)(日本人受賞者は25人)を占めるという。この事実だけでもただ者ではないことが分かる。
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私の知る有名人だけでも、カール・マルクスアルバート・アインシュタインジークムント・フロイトトーマス・マンフランツ・カフカダスティン・ホフマンスティーブン・スピルバーグボブ・ディランなど、綺羅星のような天才が居ならぶ。イスラエルパレスチナの国土をめぐる争いは泥沼化しているが、二つの民族が共存できる解決策を提示する大いなるユダヤ人知恵者が、そろそろ現れても良い頃であるが。次は、ヨーゼフ・ロートの「ラデツキー行進曲」を読んでみよう。