2021年9月2日(木)
著者は1944年新潟県の生まれ、民族学をライフワークとして、日本と世界各地で人々の生業、労働習俗を取材している。長年、南房総市の山中に棲み、現在は故郷の新潟県三条市に帰り、川内下田山塊の厳しい自然の中で仙人の暮らしを送っている。
内容は、日本各地に残る、特別な食べ物にまつわる食文化の紹介。取り上げられているのは順に、野兎、カラス、トウゴロウ(カミキリ虫の幼虫)、岩茸、野鴨、鮎、鰍(かじか)、山椒魚、スギゴケ(スギヒラタケ)、スガレ(クロスズメバチ)、ザザムシ、蝗(いなご)、ツチクジラ、熊、海蛇(エラブウミヘビ)、海馬(とど)の16種類。
皆さんはどれだけ食べたものがありますか。私は、イワタケ、鴨、アユ、サンショウウオ、スギヒラタケ、いなご、ツチクジラの7種類です。😊