楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

654. 月山(青森県六ヶ所村)

2021年9月28日(火)
桑畑山に登り損ねて尻屋崎の岩屋地区を後にし、六ヶ所村の泊地区にある月山登山口へ向かう。せめて下北半島の山をひとつは登ろうとの心積り。10:30国道338号線沿いにある登山口に到着、「月山登山道入り口」と「月山奥乃院参道」の大きな2本の木製標柱が建つ。路肩スペースに車を置く(標高40m)。
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入り口はスギ林、その先は雑木林、10:50新旧の鳥居と社殿が建つ所に出る。辺りにはワラビが群生する。貴宝山神社中の宮か。海側の眺めが木立の間から少し。
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登山道は参道だけに刈り払いは行き届き良く整備されている。11:10参道の右分岐に「これより先薬師堂」の道標が立つ。少し進んでみたが奥が深そうなのでパス。信仰の山らしく山中の大岩や大樹の根元には所々石祠が祀られている。行く手に月山山頂が見えてくると、立ち木に達磨のような大きなヤマブシタケを発見、まるでヘルメットが樹幹に掛けてあるような具合、惜しむらくはやや老菌、なので採取は見送り。
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一旦鞍部(標高210m)に下るとヤマトリカブトが群生、アキグミやガマズミの実も目立つ。
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登り返して11:45一の王子権現(標高275m)、きつい、たまらず一休み。11:55紀宝山神社奥宮入り口(標高340m)、白塗りの鳥居が建つ。鳥居の先は女人禁制、奥宮への参道は下って往くし、往復50分かかるというしでパス。
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それにしても昨日といい今日といいハイカーには一人も出会わない。林を抜けると、眼下に泊集落と下北半島東岸の長い海岸線が現れる。その先、ハマギクが咲くガレ場を越える。
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再び樹林の中に入り、緩く登って行くと、12:10漸く小広い頂上に到着、石祠が安置され、二等三角点がある。ピーナッツクリームパンと生茶で一服、山頂は木立の中で見張らしはない。
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12:20下山開始、往路を戻る。12:30奥宮入り口、13:00辰の口明神堂・五頭龍神、13:25無事車に戻る。所要3時間、歩程5km、11300歩、久しぶりの2日連続の山歩きはくたびれました。(続く)