楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

佐藤愛子著「気がつけば、終着駅」

2021年10月13日(水)
2019年12月初版、タイトルだけが新しく、中身は過去に婦人公論で発表したエッセイの寄せ集め、こんな本の作り方もある。
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PPK(ぴんぴんコロリ)を地で行く佐藤愛子流処世術のあれやこれやが書き散らしてある。巻末の「物書き人生と理想の最後」は脚本家橋田壽賀子との対談。佐藤愛子95歳、橋田壽賀子93歳、大正、昭和、平成、令和の4時代を生き抜き、巧なり名を遂げた二人が、いよいよ天の定め身の引き方を語る。
まあ、読まなくても良かった本、タイトルだけて30万部突破?、「老い力」「これでおしまい」「九十歳。何がめでたい」など次から次と、お主も悪よのう。