楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

656. 七ツ森(大和町)

2021年11月23日(火)
仙台に帰省すると、いつもは岩手や青森の山歩きに遠征するのだが、今はガソリンが高く無駄走りは自粛、近場の山へ出かけました。行き先は自宅から20kmの東北百名山の一つ「七ツ森」、標高は300m前後の7つの低山が並ぶ典型的里山ですが、全山歩くと累計高度は1000mを超え手強いです。これまで七ツ森は3回歩いており、山日記を紐解くと、1999年4月29日はタンガラ森を除く六山駆け(単独、所要5時間20分)、1999年11月20日も同じ六山駆け(仙台の山仲間12名、所要6時間半)、2011年4月21日は鎌倉山・尖倉山・タンガラ森の三山駆け(単独、3時間半)、今よりずっと元気だった頃でも七山駆けは出来ていません。果たして今日は如何。
8:15出発、9:15信楽寺跡近くの七ツ森駐車場到着(標高45m)。
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仙台は山が近い。いつの間にか水洗トイレが設置されており、20台ほどの駐車場はほぼ満車、これだけ登山者が多ければクマは出ないだろうが、一応リュックに鈴を付け、9:25スタート。七ツ森自然遊歩道を行き直ぐ右折、七薬師駆けの一番山松倉山へ。杉林の登りは相変わらずきつく、ロープを手繰って高度を稼ぐ。10:10一等三角点が置かれた松倉山山頂(標高291m)到着。仙台平野の先に太平洋が光る。
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登りが急なら下りも急、雷鳴が聞こえ天気は下り坂、風が出てくる。ハウチワカエデの真っ赤な紅葉が美しい。
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鞍部から急坂を登り返して、11:05二番山の撫倉山山頂(標高359m)、仙台平野の眺めが広い。
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その先はアルミ梯子を下り、ロープにすがって急降下、鞍部から三番山の大倉山へ登る。11:55大倉山山頂(標高327m)、笹倉山が立派に見える。横長の山頂の西端に四等三角点が置かれている。
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ロッテのチョコパイを食べ生茶を飲んで一服。その先に続く道を下ると、ロープのない急坂に一苦労、12:30漸く自然遊歩道に合流する。12:50四番山の蜂倉山山頂(標高313m)、里山のくせにきつ過ぎる。
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きつねのカミソリ広場(標高170m)に下り、五番山の鎌倉山へ登り返す。14:05やっとこさ鎌倉山山頂(標高313m)。
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加美町から来たという男性3人組が追い付いてくる。車2台で来てるので、タンガラ森まで七山駆けをして、麓にデポした車で七ツ森駐車場に戻るそう、3人とも未だ若い。ロートルは無理をせず今日はここまで、ダム湖畔に慎重に下る。
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14:45湖畔道路(標高100m)に下山、そこから車道をてくてく歩き、15:45暗くなる前に何とか車に戻る。
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スマホの記録では、9.8km、累計高度954m、20035歩。17:05無事帰宅。