楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

井上ひさし著、井上ユリ編「ひと・ヒト・人」

2022年1月12日(水)
井上ひさしは郷里の先輩(生まれは山形県置賜郡川西町、中学は東仙台中学校、高校は仙台一高卒)なので、作品は色々読んでいるが、私が最も好きなのは「青葉繁れる」と「吉里吉里人」の2冊、仙台弁(東北弁)の使い回しが堪(こた)えられない。
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井上ひさしの創作のモットー、「難しいことを易しく、易しいことを深く、深いことを面白く」は、私も文章を書く際は心掛けているものの、頭の中がよほど整理整頓できていなければ、常人にはなかなか難しい。
膨大な関連資料を収集して、それらを読み込んでから作品を描くことでは司馬遼太郎と列び双璧とのこと、宜なるかな