楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

盛口満著「歌うキノコ」

2022年1月23日(日)
著者は千葉大学理学部生物学科卒、現在沖縄大学の学長、長年理系の教育に携わっただけに、本書は誰にも分かりやすく、読みやすく書かれています。沖縄や奄美大島など南西諸島で見られる地下生菌、変形菌(粘菌)、冬虫夏草、地衣類を解説。冬虫夏草のイラストが素晴らしい。「歌うキノコ」のタイトルは、セミ体内の共生菌の中に冬虫夏草菌(セミタケ)が潜んでいることから。
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シロアリが栽培するキノコ、オオシロアリタケは可食で美味しい由、一度食べてみたいもの、もっとも台湾や沖縄まで採集に往く資力や元気はありません。
一般のきのこ同様、冬虫夏草や変形菌も観察すれば面白そうですが、的が小さいので老眼の進んだ私にはもう無理、本書は、ブログ「365連休の日々」の筆者tonaさんから紹介されたものです。ありがとうございました。