楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

660. 魚見塚と鴨川松島(鴨川市)

2022年2月5日(土)
9:10出発、今回も家内同行、外房随一の景勝地と謳われる鴨川松島ハイキングへ。千葉北IC~君津鴨川IC間は高速道を走り、12:20鴨川市一戦場公園駐車場(標高97m)到着。
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既に魚見塚の山頂近く、道標に従い魚見塚展望台へ。途中、マテバシイやヤブニッケイスダジイヤブツバキ、ヤツデ、アオキの林の中でキョンを二度も目撃、棲息密度はかなり高そう。12:45魚見塚展望台(標高104m)、「暁風」と言う名の乙女像が建つ。地元の木彫作家長谷川昴氏の作品。
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像の下のベンチに座り昼を食べる。その先に進み浅間神社に参詣。江戸時代、先達引率の富士講は、此処房総でも盛んだった由。
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表参道の急な石段を下り、途中の八雲神社にもお詣りし、山門改築中の妙昌寺を見て、車道に下り立つ。更に露地を抜けて鴨川漁港卸売市場に出て、堤防先端の弁天島と荒島(こうしま)へ。
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鴨川松島は弁天島を筆頭に7つの島から成る景色であるが、本場松島を見慣れた目には今一、感動は全くない。荒島は鉄製の橋が斜めに架けてあり、島内に鴨川灯台(初点1954年)が建つ。
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磯釣りの好ポイントらしく、水際の岩の上で太公望が二人竿を振っている。
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漁港の岸壁にも釣り人は多く、アジやカマスが釣れるそう。今日は寒い日で南房鴨川にも雪がちらほら。次の弁天島は、橋の入り口に二重のロープガードがなされており、理由は書いてないが立ち入り禁止。
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家内を袂に残し、せっかくなのでロープを跨ぎ、島内の厳島神社へお参りに往く。
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弁天橋も社殿も特に変わったところはなく、どうして進入を禁止しているのか分からない。磯釣り師の事故防止?。主神の弁財天は秘仏、60年に一度の御開帳で、社殿にはしっかり戸が立ててある。弁天橋から、鳥の糞で真っ白な異様な姿の鵜島を眺めてから引き返す。
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車道を歩いて一戦場公園へ戻る途中の、鴨川松島の景色はまずまず。
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14:50車に戻る。2時間半、9800歩、4.7kmの散歩。帰りは一般道を走って、19:20無事帰宅。走行距離252km。