楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

ジーナ・レイ・ラ・サーヴァ著「野生のごちそう」

2025年2月15日(火)
作中の「ポーランド」の項に、ヨーロッパ最後の原生林、ビャウォヴィエジャ国立公園が出てきます。この森は真菌類の宝庫で、特にきのこは1850種も確認されている由、アワタケ、エブリコ、オオハラタケ、カラカサタケ、カラハツタケ、キクラゲ、キシメジ、キンチャヤマイグチ、ススケベニタケ、スッポンタケ、チギレハツタケ(ヤブレベニタケ?)、ツリガネタケ、ニガクリタケ、ニセイロガワリ、ハイイロシメジ、ホコリタケ、ヤマドリタケが出てきます。
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タイトルから類推される通り、文中に動植物や菌類が沢山出てきますが、標準和名への翻訳はほぼ正確で、且つ文章も読みやすく、訳者棚橋志行氏は優秀です。