楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

宮本輝著「水のかたち」

2022年3月23日(水)
宮本輝著「水のかたち」読了。50才の平凡な主婦が偶然手に入れた鼠志野なる志野焼の名品から物語が展開する、骨董品・陶芸品が好きな人にはお勧めかも、タイトルの「水のかたち」とは「上善如水」のこと、宮本輝の作品は読む人の人生に希望を与えてくれる、ほのぼのと。
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これまで読んだ宮本輝の作品は、「異国の窓から」(2回)、「ここに地終わり海始まる」、「ドナウの旅人」、「彗星物語」、「錦繍」、「流転の海」、「灯台からの響き」、「焚火の終わり」など。代表作の「泥の河」、「蛍川」も読んでいる筈ですが、1985年からつけている読書記録には見当たりません。今度、再読するつもりです。