楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

見沼たんぼ(さいたま市)

2022年3月27日(日)
ジパング倶楽部の3月号に、会員が選んだ桜ランキング「わたしの桜名所」が掲載されており、その中で全国トップ20にこそ入っていませんが、さいたま市の見沼たんぼが、「日本一長い桜の下の散歩道、見沼田んぼの桜回廊」として紹介されていました。

昨日の春の嵐が収まったので、家内を誘い、久し振りに電車に乗って見物に行ってきました。武蔵野線東浦和駅下車、案内は駅舎内のポスターのみで、

つい最初から道を誤り、井沼方公園へ迷い込みました。桜の名所なら駅からぞろぞろ見物客が向かう姿がある筈と考えたのが大間違い、そうではなくて仕切り直し、藪山歩きでもないのにGPSを見ながら、ようやく見沼通船堀公園入口に到着します。竹林の小路を抜け、公園を後にして、


空堀状態の通船堀沿いに進みます。見沼通船堀享保十六年(1731年)に造られた、我が国最古の閘門式運河であり、国指定の史跡です。

八丁堤の芝川を越え、通船堀は見沼代用水(東縁)に接続、そこからは代用水(東縁)沿いに北上します。

桜は河沿いに切れ目なく続いている訳ではなく、桜回廊とはやや誇大広告の感じ、サクラ以上にボケ、ユキヤナギレンギョウ水仙花桃などが華やかです。

代用水(東縁)を見沼自然公園まで北上し、見沼代用水(西縁)経由で周回すると、遊歩道の総延長は20kmを優に超えるらしく、確かに長さは日本一かも知れません。
が、桜並木が少ないのに嫌気がさし、武蔵野線のガードをくぐった所でもう十分と、代用水(東縁)沿いの遊歩道を離れ、芝川第一調節池(左岸)の土手に出て、

草地に座ってランチ、稲荷寿司とイチゴを食べ、魔法瓶のホットコーヒーを飲みました。調節池には釣り人が数人、何が釣れるのかルアーを振っています(ブラックバス、鯰、雷魚、鯉が釣れる由)。それから調節池を半周し、芝川左岸に出て、

再び武蔵野線のガードをくぐり、ハナモモの美しい畑を過ぎ、

野球やサッカーの試合が行われている大間木公園の横を通って、東浦和駅にもどりました。約7km、12000歩の散歩でした。