楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

春を訪ねて(2)

2022年4月20日(水)
今の時期、東奔西走というか北へ北へ、春に追いつき追い越せと、心当たりの場所へ車で長駆。今回は立派なタラの芽(赤ダラ)6本と、

ワラビを300gほど採りました。

ひまだれ(仙台弁で、時間を浪費すること)やガソリン代を考えると、道の駅などで購入した方が手っ取り早く安上がりなのですが、道楽もここまでくると病気?です。
月山など東北の山では、これから雪が消えるに従い、標高の高い場所へ、高い所へと、ネマガリタケチシマザサ)のタケノコ(姫タケノコ)を求めて入山する人が増えます。姫タケノコは軽トラでやって来る仲買人が林道入り口で待ち受け、1kg2,000円で買い取ります。山村に住む人々の春の小遣い稼ぎにはもってこい、但し冬眠明けの熊もタケノコを食べに出て来るので命懸けで、遭遇事故(死亡や大怪我)も何件も起きています。「命よりお金が大事ですか?」と山の入り口に地元警察や自治体が看板を立てていますが、やめられない、止まらない、夢中になって道迷いなどの遭難事故も多いです。私も仙台に住んでいた時は、月山、栗駒山、船形山、翁峠等にネマガリタケの筍取りに何回も出かけました。自分は大丈夫と、何の根拠もなく、変な自信を持っていました。😅