楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

名取川産しじみ

2022年6月28日(火)
昨日の午前中、またも息子から、今度はクール宅急便が届きました。中味はシジミが2kg、日曜日の26日、年間鑑札券を購入している名取川下流閖上)で採集した由、お裾分けです。息子の趣味は、誰に似たのか?、山菜採りと魚釣り(貝採り含む)。山彦は近年、熊と接近遭遇する危険が高まり、海彦である遊漁船の沖釣りも転覆すればアウト、いずれも命掛けで、我が家の家訓「膝より深水、入るべからず」に反していますが、、まあ一度きりの人生、好きな事を精一杯です。
早速、井戸水で薄い塩水を作り、数時間砂抜きしました。

その後、良くもみ洗いしてから水切り、とりあえず冷凍保存にしました。

冷凍品はシジミの旨味が数倍に濃縮され、一段と味が良くなります。2ケ月くらいは保存できるので、数回に分けて美味しいシジミ汁を頂けるでしょう。😊
私が子供の時分(60年前、昭和30年代)、シジミは子供たちが無料で川で採るものでした。良く出かけたのは、母親の実家がある多賀城駅前の砂押川とそれから分かれる枝川、又は蒲生の貞山運河、まだまだ水が綺麗で、引き潮の時間帯に白い砂底を掘れば幾らでも取れました。時には、カラスガイやドブガイ(ヌマガイ)と称する殻径20cm超の大物二枚貝も。煮付けにしてもらって食べると、肉厚の身は少し泥臭くて、噛みきれないほど歯応え有り過ぎ、決して美味しいものではありませんが、何もない時代の貴重な蛋白源でした。😆