楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

松本清張著「黒の回廊」

2022年1月31日(月) 暇潰しと気分転換に日本の推理小説を読みました。松本清張作の「黒い回廊」、初出は1971年~1974年の文藝春秋刊松本清張全集の月報に連載されたもので、女性限定の欧州パッケージツアーに起きる殺人事件を推理するものです。清張にして…

小岩井乳業製品

2022年1月30日(日) 毎週金曜日は近所のスーパーカスミでヨーグルトが3割引、専ら小岩井乳業製のヨーグルトを買って、自家製イチゴジャムやヤマブドウソースをかけて食べています。 朝食のフランスパンに塗る発酵バターは、普段はカスミで売っているよつ葉…

尾崎喜八著「あの頃の私の山」

2022年1月28日(金) 詩人で随筆家の尾崎喜八(1892-1974)の山村逍遙の唄。戦前の昭和10年(1935年)前後の記録が多い。 中では、「神津牧場の組曲」(1932年)、「神流川紀行」(1938年)の二編が佳い。 自分が山歩きを始める30~40年も前の紀行文ですが、…

酒粕・八海山

2022年1月27日(木) 今冬はとにかく寒いので、酒類の消費が進みます。アルコールだけでは肝臓に良くないので、寝酒代わりに酒粕の甘酒を飲みます。 少し奮発して八海山の酒粕です。飲むとぽかぽか暖まり、ぐっすり眠れます。

岡西政典著「新種の発見」

2022年1月26日(水) 日本産のきのこは10,000種位あると推定されているが、そのうち命名されているものはせいぜい3,000種、きのこの分類に関わる研究者が少ない為に、名無しのきのこが圧倒的に多いのが現状であります。 本書は動物分類学の書であるが、年に…

房の大山で出逢ったきのこ

2022年1月25日(火) 一昨日登った房の大山は、2019年9月に房総半島を直撃した台風15号により、マテバシイやヤブニッケイなどの風倒木が大量に発生し、そのまま放置されて2年半経過したので、材上生菌の培養庫状態になっています。残念ながら椎茸は出ていま…

沖の島(館山市)

2022年1月23日(日) 房の大山から下山して、沖の島に立ち寄りました。海上自衛隊館山航空基地前の海岸から陸続きで歩いて行けます。 周囲1kmの小さな島の遊歩道を一巡り、やはり令和元年房総半島台風の被害は甚大です。大きな樹木は殆ど薙ぎ倒されたようで…

659. 房の大山(館山市)

2022年1月23日(日) 今年初の山歩きは、館山市は洲崎にある房の大山(坂田の大山)、標高は193.6mですが、一等三角点峰。前回登ったのは2018年2月4日なので4年ぶり、今回も家内同伴です。 8:40出発、千葉北ICから富浦ICまで高速道を走り、11:50国道257号線…

盛口満著「歌うキノコ」

2022年1月23日(日) 著者は千葉大学理学部生物学科卒、現在沖縄大学の学長、長年理系の教育に携わっただけに、本書は誰にも分かりやすく、読みやすく書かれています。沖縄や奄美大島など南西諸島で見られる地下生菌、変形菌(粘菌)、冬虫夏草、地衣類を解…

定点観察・根木内歴史公園

2022年1月22日(土) 今日は風もなく穏やかなので、午後から散歩を兼ねて根木内歴史公園へ行き、きのこ観察。見つけたのは、4年生と2年生のコフキサルノコシカケ、 広葉樹の切り株に発生したベッコウタケ、 傘は作らず、倒木や落ち枝表面に背着しているアナ…

牛タン

2022年1月22日(土) 娘夫婦から牛タン1kgが冷凍宅急便で届きました。ふるさと納税返礼品のお裾分けとのこと。 納税先は宮城県亘理町?、いつもご馳走さま。😊 (⇒宮城県柴田町でした😆)

アンジー・キム著「ミラクル・クリーク」

2022年1月21日(金) 暇潰しと息抜きにハヤカワ・ミステリの一冊、アンジー・キム著、服部京子訳「ミラクル・クリーク」を読んでいます。著者は韓国ソウル生まれ、11歳の時に両親とともにアメリカに移住、その後スタンフォード大学、ハーバード大学ロースク…

麦焼酎 隠し蔵

2022年1月20日(木) 鹿児島県いちき串木野市の濱田酒造株式会社製本格麦焼酎「隠し蔵」、アルコール分25%、1本1,212円。 1~3年樽熟成させた焼酎はほんのり琥珀色、マイルドで美味しいです。

家庭菜園(22-2)小松菜

2022年1月19日(水) 今、畑で収穫出来るのは、小松菜、九条ねぎ、ダイコン、それと埋納してあるサトイモだけ。今日は御浸しにする小松菜を取ってきました。 今の時期、霜に打たれるので、凍らないように葉は糖分を蓄えます。よって肉厚で甘くなり美味しいで…

父不見山(群馬県神流町)

2022年1月18日(火) 「父不見(ててみえず)御荷鉾(みかぼ)も見えず神流川、星ばかりなる万場の泊まり」は、詩人で随筆家の尾崎喜八の「神流川紀行」に見える一首、この歌に惹かれて父不見山(地元の呼称はててめえじやま、標高1047m)には2回登りました…

川崎精雄著「雪山・藪山」

2022年1月17日(月) 転勤で群馬県高崎市に1979年~1983年、1996年~1998年、2000年~2003年とほぼ10年間暮らし、その間足繁く通った西上州や尾瀬の山々が恋しく懐かしくなる本。 作中に登場する西上州の父不見山(ててめえじやま)、1997年1月25日、前夜高…

干し芋完成!

2022年1月16日(日) 乾燥を終えた干し芋を回収するとジャスト4kg、冷凍庫に保存し、これから一年間、少しずつ出しては焼いて食べます。 我が家の保存食、山歩きの行動食としても最適です。😊

家庭菜園(22-1)種じゃがいも

2022年1月15日(土) 一昨日、成田山新勝寺の帰りにケイヨーD2に立ち寄りジャガイモ🥔の種芋を購入しました。男爵とメークインを1kgづつ。 植え付けるのは3月になってからですが、コロナ禍で屋外独り作業の家庭菜園は大ブーム、早目に手当てしないと直ぐに売れ…

TSUKUBA ROUGE 2019

2022年1月14日(金) 原料ブドウの品種は「富士の夢」、メルローとヤマブドウを掛け合わせたもの。TSUKUBA ROUGEは、栽培から醸造までを筑波市内のワイナリーで一貫して造られた、つくば産葡萄100%の赤ワイン、所謂「日本ワイン」です。アルコール分12%、7…

初詣・成田山新勝寺

2022年1月13日(木) 小正月の前にやっと初詣、妻と一緒に今年は成田山新勝寺にお参りしてきました。イオンの駐車場に車を置いて歩いて行きます。 横手から境内に入り、額堂、 開山堂(寛朝僧正の御姿を安置)、 光明堂(主尊・大日如来)、 平和大塔(主尊…

井上ひさし著、井上ユリ編「ひと・ヒト・人」

2022年1月12日(水) 井上ひさしは郷里の先輩(生まれは山形県置賜郡川西町、中学は東仙台中学校、高校は仙台一高卒)なので、作品は色々読んでいるが、私が最も好きなのは「青葉繁れる」と「吉里吉里人」の2冊、仙台弁(東北弁)の使い回しが堪(こた)えら…

きのこ始めは船橋県民の森

2022年1月11日(火) 一昨日の9日(日)は千葉菌類談話会の定例行事「スライド会」(勉強会)が2年ぶりに千葉市文化センター3Fアートホールで開催され、昨年末に案内を頂いた時点では参加する積りであったが、最近の新型コロナ・オミクロン株の急激な感染拡…

干し芋作り

2022年1月10日(月) 昨日は久しぶりに暖かく、家内と共働で干し芋作り。サツマイモは我が家の菜園で昨年採れた紅はるかの中で大きな芋を選別しました。 妻が蒸かし缶2台で3回芋を蒸かし、軍手をはめて熱いうちに皮剥き。 私が適当にカットして笊や籠になら…

君津メガソーラー発電所

2022年1月9日(日) 昨年12月、房総半島の核心部、元清澄山と三石山を結ぶ三石歩道を歩いたが、三石山観音寺が近づくとびっくり仰天、左下の山肌が太陽光発電パネルでびっしり覆われている。 元はゴルフ場予定地で、バブル崩壊で計画が頓挫、その後の産廃処…

阿部幹雄著「生と死のミニャ・コンガ」

2022年1月8日(土) 阿部幹雄著「生と死のミニャ・コンガ」読了。6日の雪で日陰の道路は未だツルツル、何処にも出かけられず読書が進みます。最近のブログが読書日記のようになってます。 1981年5月10日、北海道山岳連盟ミニャ・コンガ登山隊の第一次アタッ…

白鶴 純米大吟醸

2022年1月7日(金) お正月に開けた日本酒は、我が家としては高級品に属する、白鶴の純米大吟醸です。720ミリリットル1本が1,466円也。 精米歩合50%、アルコール分15%以上16%未満、大手の製品だけあって上品且つ大人しい純米大吟醸酒です。

初雪

2022年1月6日(木) 今日は予定では成田山新勝寺へ初詣に往く積もりであったが、南岸低気圧の通過で関東南部に雪が降るというので自重しました。 正解でした。柏市は初雪、我が家の周りは白く雪化粧、かなり積もりそうです。

司馬遼太郎著「峠(下)」

2022年1月6日(木) 最後の侍(ラスト・サムライ)、北越戊辰戦争を武士道倫理を貫いて闘った長岡藩の家老、河合継之助を取り上げた作品「峠」を読み終えました。 長岡藩の悲劇は、新政府軍の最大討伐目標の会津藩と隣国・前国であったという地理的要因にあ…

ヤマブドウのシロップ

2022年1月5日(水) 昨年9月に仕込んだヤマブドウのシロップの、果実と液を分離しました。果実1kgと砂糖1kgからとれたシロップは約700ミリリットル、ワインの空き瓶に納めました。 分離果実に水を加え煮沸するを2回繰り返し、果汁を出来るだけ抽出します。そ…

松田宏也著「ミニヤコンカ 奇跡の生還」

2022年1月4日(火) お正月は穏やかな三が日でしたが、とにかく寒いので初詣にも行かず家に隠って読書三昧、司馬遼太郎にはやや飽きたので「峠(下)」は後廻し、久しぶりに松田宏也著「ミニヤコンカ 奇跡の生還」を再読しました。 昨年の10月か11月、著者が…