楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

「開高健ベスト・エッセイ」

2022年12月24日(土)

開高健著、小玉武編「開高健ベスト・エッセイ」を読む。開高健(1930-1989年)は元々、壽屋(現、サントリー)の宣伝部員、彼を一躍有名にしたコピー「人間らしく やりたいナ トリスを飲んで 〈人間〉らしく やりたいナ 〈人間〉なんだからナ」は、今も広告の世界では超傑作とされている。私の趣味の一つが釣りとあって、愛読する開高作品は「フィッシュ・オン」、「オーパ!」、「オーパ!、オーパ!」「もっと遠く!もっと広く!」など世界各地の釣行記が中心、芥川賞作家(「裸の王様」で第38回芥川賞受賞)ではあるが、小説やエッセイはくどいので、余り読まない。

「太く短く生きる」を地で行った人生、58歳で逝く。茅ヶ崎市にある私邸が今は市に寄贈され、開高健記念館として公開されている。そのうち、一度訪ねてみようかな。