楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

辺見庸・高橋哲哉著「流砂のなかで」

2023年8月15日(火)

東北出身の二人の論客(辺見庸宮城県高橋哲哉福島県出身)による、此の国の舵取りと責任に関する対談をまとめたもの。元々ノンポリの私は、政治絡みの書籍は殆ど読まないのですが、、。

タイトルから、中央アジア辺りを放浪した時の紀行文かと思ったのですが、全くの勘違いでした。

終戦記念日に、偶々ですが、昭和天皇の戦争責任に言及する本を読んだ事になります。太平洋戦争の日本人戦没者310万人、中国、米国など相手国も含めれば1000万人レベル?の膨大な命が志半ばで失われたことを思えば、此の地球に世界中の国々が参加する国際条約「戦争禁止条約」が必要な事は明らか、今の国連にはウクライナ・ロシア紛争すら停止できる力はなく、このままでは最終戦争に突入するかも。人類の数が地球の許容限界を越えつつあるせいかも。