楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

中村文則著「逃亡者」

2024年2月24日(土)

仙台への行き帰りの電車の中で大部分を読み、残りを昨日読んで読了。

中村文則の作品を読むのは初めて、ミステリー?、サスペンス?、物語はドイツのケルンから始まり長崎で終わる。

文庫本であるが580頁の長編、中弛みもあるが、長崎の潜伏キリシタンや、太平洋戦争末期、フィリピンのジャングルで窮乏する日本兵などが登場し、歴史小説かも。

同じ著者の「去年の冬、きみと別れ」を、もう一冊読んでみるつもり。