楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

ヨーゼフ・ロート作「ラデツキー行進曲」

2023年4月13日(木)

ヨーゼフ・ロート著、平田達治訳「ラデツキー行進曲」を読んでいます。

岩波文庫の上下2冊、上巻は先の帰省中に読み終えました。今は下巻を読み始めています。

第一次世界大戦前後のハプスブルク帝国の落日を、新興貴族一族三代の運命を通して描き出した、放浪のユダヤ人作家ヨーゼフ・ロート(1894-1939)篳生の大作、祖国ハプスブルク帝国への哀愁に満ちた鎮魂歌。

オーストリア、ウィーン、東欧を訪ねたことがある人なら、興味深く読めるかも。