楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

国史跡・清戸迫橫穴(福島県双葉町)

2023年11月18日(土)

今年4回めの帰省は、20日に開催されるマンションの定例理事会出席のため。理事は階毎の持ち回りのため、13年に一度当番が回ってくる。前回は東日本大震災が発生した2011年、あの時は決断しなければならない事が多く大変だったが、今は平穏無事、重要な議題が在る筈もないが、一応顔出し。

柏から車で仙台に帰る時は、牛久、土浦、水戸、日立市内が渋滞する国道6号線を避け、いわき市までは高速道の常磐道を走る。その先は、原発事故による帰還困難区域(楢葉町富岡町大熊町双葉町浪江町)を含んでいるため空いており、高速道料金を節約するために、国道6号線を走ることが多い。

そして、双葉町を通過する際、いつも気になっていた国指定史跡の清戸迫横穴(きよとさくおうけつ)、今日は進入禁止フェンスが取り除かれていたので、立ち寄ってみる。

案内板を見て国道6号線を左折すると直ぐに到着、原発事故から最近まで立ち入り禁止区域であった為、看板は色褪せている。7世紀前半の築造とされる装飾横穴墳墓(第76号横穴墓)は丘陵崖の中程にあり、急な石段が付いているが、入り口は覆屋で護られ、鍵付き扉は閉まっている。残念、ま、しょっちゅう通るので、そのうち公開が再開され、見学するチャンスが訪れるでしょう。