2023年12月16日(土)
横山秀夫著「出口のない海」読了。著者は元上毛新聞記者、転勤で高崎市に計9年間住んだ私は、何となく親しみが持てる。
それと、藪山歩きが趣味の私にとって、(株)上毛新聞社出版の「群馬の山歩き130選」は当時最大の愛読書、西上州の山歩きの際など、大分お世話になったものである。
「出口のない海」は、太平洋戦争末期、特攻兵器の人間魚雷「回天」に搭乗して、あたら命を散らした若者たちに捧げる鎮魂小説。
先月19日に奥松島宮戸島をハイキングした時、特攻挺「震洋」の基地跡を訪れたが(2023年11月19日記事「675. 奥松島・宮戸島散歩」参照)、その関連としても読んでみました。