楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

仙台三十三観音、第八番、第九番札所

2024年2月21日(水)

仙台駅のみどりの窓口に柏へ帰る切符を買いに行く序でに、駅近くの仙台三十三観音霊場、第八番、九番札所にお参りに行きました。

第八番札所の宝光院は明治時代に廃寺になり、聖観音立像は第九番札所の成就山満願寺天台宗)に受け継がれており、今は本堂(観音堂)の中に、満願寺のご本尊聖観音座像と共に、安置されています。

第八番札所のご詠歌は、「友人は同じ心にまちいつついのりてや行く今とのちの世」。

第九番のご詠歌は、「もろもろのねがいもみつるこの寺やまことの心ふかくいのらば」。

どちらのご本尊も厨子内に納められた秘仏とのこと、本堂の扉は固く閉まり、お姿は拝めません。堂前で般若心経を唱えただけで境内を退出、近くの錦町公園に立ち寄り、

ブロンズ製の少女像「いのり」(宮城県原爆被害者の会が1994年に制作し、仙台市に寄贈したもの)を見物してから、仙台駅へ向かいました。