楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

オリンピック考、再び

2021年7月9日(金)
このところの首都圏のコロナ感染者急増により、先ずPVが無くなり、昨日漸く大会無観客が決まったようである。が、未だ完全無観客ではなく、大会関係者は観客には非ず・カウントせずとか、首都圏以外の茨城、静岡、福島、宮城、北海道の会場は有観客とか、ぐずぐず、愚図、グズ!。それにしても、このパンデミックの最中に、世界の非常時に、オリンピックを開催するのであれば、不要不急ではないという根拠、説得力ある理由を是非聴きたいもの、IOCバッハ会長や菅首相、丸川五輪相、橋本大会会長らのこれまでの曖昧で情緒的説明では、我慢に我慢を重ねている国民は、誰も納得しない。
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表向きは、「4年間、血の滲むような努力を重ねてきた選手の為に開催する」と言うのであろうが、それならどうして開催時期が不快指数極大の日本の真夏なの?、どうして試合開始時間が夜中なの?、どうみてもアスリート・ファーストとは思えない。つまるところ、マネー・ファーストが見え見え、IOCのため、スポンサーのため、マスコミのため、政治家のため、ゼネコンのため、その他諸々の受益関係者の為にこそ開催する。オブラートにくるまれていたその事実がコロナウィルスにより炙り出され、暴露してしまった。感染リスクに晒される日本国民のことなど誰も考えていない。オリンピック開催により、世界中から変異ウィルスが日本に、選手村に集結する結果、感染力&毒性の更に強力な変異株(五輪株、究極のオメガ型かも)が生まれないとも限らない。果たしてこの先、真っ暗闇の日本はどうなるか。トンネルの先に光はあるか。(写真は房総の穴場、永昌寺トンネル)