楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

定点観察・手賀の丘公園(柏市)

2022年4月18日(月)
午後から雨が時折降る中、手賀の丘公園へ出かけて独りきのこ観察。
手賀の丘公園は今やオートキャンプ場、お互いの幸せの為に、そのキャンパーの多い土日を避けて月曜日に行ったものの、テント場や駐車地を更に広げるべく、林の中に重機が入り込み、立木を伐採したり、下草を剥がして整地中。そこは秋にヒメムラサキタケやマツカサタケが発生する大事なシロ、作業員に文句を言っても始まらないが、情けなくなる。これでは自然破壊の最たるものではありませんか。
桜樹下のアミガサタケのシロも、草地のウラベニイタチタケや笹藪のシロゲカヤタケのシロも、林間のマントカラカサタケのシロも、今では全てテント場と駐車地に変わり、失われました。それでもまだ足りませんか。いっそ、今のような曖昧な、中途半端な委託形態ではなく、RECAMPしょうなんの運営会社に、手賀の丘公園を売却してしまえば、私も諦めがつくのです。私有地なら立ち入りません。市民の公園と思うので、納税者の私は、林の中、藪の中、草原に自由自在に入り込み、きのこ観察を行います。有料利用者優先の立ち入り制限区域があるのなら、前もって市民に広報すべきでは?、今度柏市に公開質問状を送る積もりです。

腹がたって、きのこ眼になりきれなかったせいか、アミガサタケしかみつかりません。

道端にジュウニヒトエが、「calm down」と、慰めるかのように、静かに咲いていました。