楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

源田浜と乙女ヶ浜(奥松島)

2023年10月2日(月)

現在居住している柏市は海と山が遠く、毎日家庭菜園へ通うしか能がないけれど、仙台に帰省した途端、行きたい所が目白押し、毎日が忙しい。😆

今日は奥松島ドライブ&ハイキング&きのこ観察。11:00出発~17:10帰宅。

奥松島の宮戸島に入る前に、先ずは松島四大観のひとつ富山(標高117m)に登り、山頂の観音堂にお参りする。

四阿から麗観と云われる、湾内に浮かぶ墨絵のような島々の景色を堪能してから下山、13:00室浜漁港到着。尾根道の東北自然歩道に入り一路乙女ヶ浜を目指したが、道を誤り一旦大浜に下りてしまう。今の時期、歩く人が少ないのか、クモの巣に行く手を遮られ難渋しました。大浜から仙台藩唐船番所跡に上り返し、漸く東北自然歩道に復帰、乙女ヶ浜に行く前に、前回パスした源田浜に降りてみました。

そこは嵯峨渓の核心部、

小さなビーチですが、海蝕断崖と異形の白い島の景色がなかなか、誰も居ません。一人占めが勿体ないほど、曾ては番屋があったのか、ブロックの構築物の跡と、ブイなど漁具の残骸が認められます。

14:40二度目の乙女ヶ浜に到着、そこにも誰も居ません。まるでプライベートビーチ、素晴らしい。

乙女が浜がある浜口浦は左に延びる萱野崎、右に伸びるマート崎に囲まれ波静かな湾、沖合に白亜の灯台(波島灯台)が建つ波島が望め、素晴らしい景色です。

通り抜けてきた松島海岸通は、平日の今日でも観光客で混雑していましたが、此処は地元の人もめったに訪れない場所、贅沢な一時を過ごしました。

帰路は、ガマズミの実を採集したり、きのこの写真を撮ったり、仙台藩唐船番所跡に立ち寄ったりして、

再び大浜漁港に降り、車道を回って、15:55車に戻りました。約3時間、11,500歩。

17:10無事帰宅。出逢ったきのこは、オオシロハラタケ、

チャニガイグチ、ナカグロモリノカサ、ナラタケモドキ、ヒイロタケ、ヒメヒガサヒトヨタケ?、ベニタケ属、モリノカレバタケ属など、ありふれたものばかりで珍種には出合えませんでした。