楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

三吉神社と塩竈神社(仙台市)

2022年8月12日 (金)
名掛丁藤村広場の近くの初恋通りに、

思いがけず塩竈神社(仙台東口)を見つけ、序でながらお参りしました。

と、その奥に、太平山三吉神社が鎮座しているではありませんか。秋田市郊外に聳える太平山(標高1170m、東北百名山)には数年前に登頂し、山頂に鎮座する三吉神社奥宮に参拝、時間が遅かったので予約もなしで無理に頼み込み、参籠所(山小屋)に泊めてもらいましたが、こんな所に系列社があるとは、全く知りませんでした。75年生きてても、初めて物語はあるものです。😅

両神社とも、仙台駅東第二土地区画整理事業に伴い、平成14年(2002年)現在地に遷宮したもの、鳥居や社殿はまだ新しい。三吉神社の建立時期は不明ですが、明治時代以前からこの地に鎮座していたと思われる由。また、塩竈神社の方は、仙台藩四代藩主伊達綱村が奥州一宮の塩竈神社を再興(1673-80年)する際に、寄進する奉幣・勅額などを安置した、東六番丁にあった高福院境内の仮宮が始まりとのこと。塩竈神社再興後、廃殿にするに忍びなく、氏子が集まり、新たに塩竈神社から鹽土老翁神(しおつちのおじのかみ)を勧請したもの。