楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

日本民家園(川崎市)

2024年3月5日(火)

一昨日の川崎市立日本民家園、昭和42年(1967年)に開園した古民家の野外博物館で、主に東日本各地から25棟の建物を移築・復元、展示している。

奥門から入園、料金はシニア割引で320円。順路とは逆回りに進み、先ずは23番の旧管原家住宅(18世紀末期)。鶴岡市松沢から移築した妻入り農家は、屋根の途中にハッポウと呼ばれる曲線の美しい高窓を有している。

同じ鶴岡市湯殿山の麓、田麦俣集落で見た兜造りの多層民家・旧遠藤家住宅を少し小型にした感じ、懐かしい。

次いで、神奈川の村、関東の村、信越の村と逆順に辿って行くが、まるで日本の原風景、田園地帯の農山村を歩く風情があり、癒しの空間が拡がる。

信越の村区画には、飛騨白川郷から1棟、越中五箇山から3棟の、合掌造り住宅4棟が移築されている。そのうちの10番、旧山下家住宅(19世紀前期)は、そば処白川郷なる食堂として営業中。もともとは、白川郷から川崎市内に移築されて、レストランとして活用されていたものを、市が買い取り、此の地に再移築したものらしい。

最後に、宿場の建物3棟をさっと見学して15:30正門から退場、15:40向ヶ丘遊園駅に戻る。

古民家の野外博物館といえば、2018年9月にウクライナ建築民族博物館を訪れたことがある。其処は、キエフの南郊外ピロホヴォ村にあり1969年開館、ヒマワリ畑が広がる120ヘクタールの広大な敷地に、16世紀以降の伝統的木造建築や教会・農家など300棟が移築・復元されている。

ロシアのウクライナ侵攻を受けて丸2年、あの野外博物館は、個々の建物は、スタッフの皆さんは大丈夫?、無事であることを切に祈る。