楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

キタマゴタケ

2021年6月23日(水)
午前、近所の浅間神社できのこ観察。テングタケ科のキタマゴタケを見つけました。タマゴタケ同様出汁が出て美味しい茸ですが、採取は見送り。外見が似ているきのこに、猛毒のタマゴテングタケがあり、同定に自信が持てない場合は手出し厳禁です。
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外に、イタチタケ、コタマゴテングタケに出逢いました。

ガンタケ

2021年6月21日(月)
昨日、午後から増尾城址公園に出かけ、きのこのひとり観察会。テングタケ科のガンタケを見つけました。
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以前は可食とされていたきのこで、お吸い物等にすると良い出汁が出て、試食したこともありますが、今は有毒菌になってしまいました。
アラゲキクラゲは、新鮮で美味しそうでしたが採取は見送り。
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外に、ウコンハツ、ウチワタケ、オオホウライタケ、クサハツ、ケショウハツ、コテングタケモドキ、ダイダイガサ、ツヤウチワタケ、ツルタケ、ヒビワレシロハツ、ベニタケ属2種など。

五輪考

2021年6月20日(日)
とうとうオリンピック開幕まで残り1ヶ月、中止もしくは延期を望む国民が7割もいるというのに、菅首相は「安心&安全な大会」と念仏のように唱えるだけで、正面きって国民の疑問に答えることなく、ずるずると時間切れ狙い。五輪開催ありき、有観客ありき、PVありきが止まらない。いずれも国内のコロナ感染のリスクを高める行為、これでどうやって国民の命を護るのか?。「責任は首相たる私にあります」は安倍前首相時代からの常套句、口先ばかりで責任を取った例(ためし)がない。もしも五輪開催が契機で感染が急拡大したら、「切腹してお詫びします」とでも言うのなら、それほどの覚悟があるのなら、ともかくもリーダーとして認めるのであるが。
五輪開催の結果、感染が増大し医療が窮迫し(一時の大阪状態)、日本国民の死者が増大するようなら、IOCトーマス・バッハ会長、ジョン・コーツ副会長、菅首相、橋本組織委員会会長、丸川五輪相、小池都知事らは、獄門晒し首ものぞ、世が世なら。
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政府はワクチン接種の進展に一縷の望みを賭けているようだが、今のペースではオリンピックに間に合わない。また、年内の全体の接種率も恐らく60%位で頭打ちになるのでは?、集団免疫の獲得はハードルが高く、そうこうするうちに、ワクチン接種の免疫効果が薄れたり、変異株が出現したりで、このコロナ禍が完全に終息するのは何年も先になろう。先日のG7で東京五輪開催支持を得たと云うが、外の6ケ国は当事国ではなく、「このパンデミックの最中に、オリンピックを開催しましょう、任せて頂戴!」などと言う国は、日本以外にどこにも無い。正に狂気の沙汰、こんなリーダーに国の舵取りを委せねばならない日本国民は誠に不幸である。
写真は房総の穴場、永昌寺トンネル、果たしてこの国の未来に光はあるか?。

ラズベリージャム

2021年6月19日(土)
家庭菜園で採れるイエローラズベリーをジャムにしました。100gしかなく、裏ごしもしたので出来上がりはほんの少し。それでも朝食のヨーグルトに入れると、香りが高く絶品です。
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家庭菜園(16)育ち過ぎサラダ菜

2021年6月18日(金)
菜園のサラダ菜、始めはゆるく結球していたのですが、あれよあれよという間に薹(とう)が立ち、高さ50cmほどになりました。葉の部分は柔らかく何とか食べられます。😆
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アイタケ(ドヨウモタシ)

2021年6月17日(木)
午後から我孫子市の五本松公園へ行ってきのこ観察。ベニタケ属の可食きのこ、アイタケを見つけました。
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味に癖がなく、良く出汁が出て、お吸い物にすると美味しいけれど、今回は採取を見送りました。

横浜ビール・ピルスナー

2021年6月15日(火)
(株)横浜ビールのボヘミアンピルスナー、原材料は麦芽とホップ、アルコール分5.5%。やはり苦味の質がいまいち。小瓶(330ml)が1本600円もすることを考えると、コストパフォーマンスはよろしくない。
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さくらんぼ酒

2021年6月14日(月)
一年前の山桜のサクランボ酒、飲み頃です。3倍に薄めても此の色、紅いお酒です。
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うっとりする香り(ベンズアルデヒド、アニスアルデヒドなどの複合フレーバー)は果実酒の一級品、美味しいです。
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古井由吉著「われもまた天に」

2021年6月14日(月)
古井由吉(2020年2月18日没、82歳)最後の著作、「雛の春」、「われもまた天に」、「雨あがりの出立」、「遺稿」の4部からなる随筆集。本書で、著書が若い頃(昭和38年夏)、岩手・秋田県境の乳頭山を単独で歩いた事を知る。山男ぞ。
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筆者は4人兄弟の末男(長兄、次兄、姉あり)、両親を含め元の家族5人が既に亡く、正に家族仕舞い、全編にいよいよ自分もの覚悟のほどが窺える。