2021年9月18日(土)
図鑑片手に山野を徘徊し、きのこを採ること65年、これまで色々なきのこを食べました。詳しくは千葉菌類談話会通信第34号の表題と同名記事を御覧ください(表題と同名の検索で直ぐに出てきます)。
地上に発生するきのこは、アイタケ、アカハツ、アカモミタケ、アカヤマドリ、アミガサタケ、アミタケ、アンズタケ、イロガワリ、ウメハルシメジ、ウラベニホテイシメジ、オウギタケ、オニイグチ、カヤタケ、カラカサタケ、カワリハツ、ガンタケ、キサケツバタケ、キタマゴタケ、キヌメリガサ、クリイロイグチモドキ、コガネタケ、コゲチャイヌシメジ(仮称)、サクラシメジ、シモコシ、シロカノシタ、シロゲカヤタケ、シロヌメリイグチ、シロハツ、スッポンタケ、タマゴタケ、チチアワタケ、チチタケ、チャナメツムタケ、ツエタケ、トガリアミガサタケ、ニセマツカサシメジ、ヌメリイグチ、ノイバラハルシメジ、ノウタケ、バカマツタケ、ハタケシメジ、ハツタケ、ハナイグチ、ホテイシメジ、マツカサキノコモドキ、マツバハリタケ、マントカラカサタケ、ミキイロウスタケ、ムラサキシメジ、ムラサキヤマドリタケ、ヤマドリタケモドキ、ルリハツタケ、ワタゲナラタケの50種類強。
樹上に生えるきのこは、アラゲキクラゲ、ウスヒラタケ、ウラベニガサ、エノキタケ、オオヒラタケ、カンゾウタケ、キクラゲ、キサマツモドキ、クリタケ、シイタケ、シロキクラゲ、スギエダタケ、スギヒラタケ、タマキクラゲ、タマチョレイタケ(アミヒラタケ)、タモギタケ、トキイロヒラタケ、トンビマイタケ、ナメコ、ナラタケ、ナラタケモドキ、ヌメリスギタケモドキ、ヌメリツバタケモドキ、ハナビラタケ、ヒラタケ、フチドリツエタケ、ブナシメジ、ブナハリタケ、ベニヒダタケ、ホシアンズタケ、マツオウジ、ムキタケ、ヤナギマツタケの30種類強。
ガンタケやスギヒラタケ、ホテイシメジなど、今では有毒菌とされているきのこも食べましたが、幸い中毒したことはありません。
野生きのこは食べるまでの前処理が大変、土や泥汚れ、落ち葉や木屑を除いたり、更にはキノコバエの幼虫(ウジ虫)が入り込んでいることが多く、虫出し処理(塩水や唐辛子水に浸ける)も必要です。しかも苦労して調理して、やっとこ食膳に並べても、美味しいきのこは少なく、大抵は「毒はない」&「食べられる」程度です。😅
スーパーで売っている栽培きのこの方が、安全&安心&衛生的で手間要らず、美味しく食べられます。😆
ウスヒラタケ
2021年9月14日(火)
千葉菌類談話会のきのこ友達Fさんから又また珍菌発生の情報が入り、昨日午後から市原市民キャンプ場に出かけてきました。
先ずはヒラタケの近縁のウスヒラタケが、数本の倒木に傘を連ねて沢山発生していました。美味しいきのこなので喜んで採集しました。😀
次は教えてもらった黄色いチャワンタケの仲間、珍菌のダイダイサラタケ?かもしれませんが、確信は持てません。
その近くに大きなマントカラカサタケが2本、一度天麩羅にして食べたことがありますが、何度も食べたくなる代物ではありません。
更に腐朽木にクロヒメオニタケ、小さなきのこで教えてもらわなければ見逃しています。
いちはら市民キャンプ場は、伐採木を積み上げて腐らせ自然に土に返すビオネストが沢山あるので、材上生きのこの観察にはもってこい、楽しい所です。
又、誰とも出会わないのもコロナ禍の今は安心できます。ちょっと距離はありますが、これからも定期的に通うことにします。F様いつもありがとうございます。
定点観察・増尾城趾公園
2021年9月11日(土)
昨日は久し振りの晴天で気温が大幅アップ、残暑ぶり返す。その午後に増尾城趾公園できのこ観察。やはりシロハツモドキが足の踏み場が無いほど園内各所に発生している。
外の種類を探すのが困難なほど。
それでも、アセタケ属、エリマキツチグリ、クロヒメカラカサタケ、ケショウハツ、コタマゴテングタケ、チチタケ、
チチタケ属、ツヤウチワタケ、ドクツルタケ、ナカグロモリノカサ、ノウタケ、ヒカゲウラベニタケ、
ヒビワレシロハツ、ヒロハウスズミチチタケ、フクロツルタケ、ベニタケ属5種類、ベニヒダタケ、
モチゲチチタケ(仮称)、モリノカレバタケ属、ヤグラタケ
を見つけました。この中で、チチタケは栃木県民が松茸より珍重するきのこ、良く出汁が出て、乾燥品をウドンに入れると絶品ですが、ベタベタの乳液が始末が悪く、採取は見送りました。
私の釣り事始め
2021年9月10日(金)
私の趣味のひとつに「魚釣り」があります。多賀城市に住んでいた母方の従兄に手ほどきを受けたのは小学校の低学年の頃、最近は殺生が何となく嫌になり、又住んでいる柏市は釣り場(主に河口、堤防、岸壁、海岸)から遠いので出かける事も稀ですが、60年来の趣味です。祖父が釣りキチだったそうで、昔の家の廊下の天井桟に各種釣竿がずらりと掛けてあったのを覚えています。祖母はきのこや山菜採りの名人だったとか、どうやら二人の血を引き継いだようです。😆
それはともかく、小学校の高学年になると、日曜日の朝、ひとりで宮城交通(赤バス)の一番バスに乗って多賀城市に釣りに通うようになりました。当時の大人たちは生きるための仕事に忙しく釣りは子供の領分、但し趣味や遊びではなく、家族の期待を背負ったオカズ(たんぱく質)確保のための漁労でした。
釣り場は、国道45号線(仙塩街道)と仙台臨港鉄道線がクロスする所にあった小川、砂押川の支流です。鮒やハゼも釣れましたが本命は鯰(なまず)です。鯰は夜行性なので夜釣りがベストですが小学生には無理、日中でも掛かる曇りや雨の日を選んで出かけました。上がるのは20~30cmの子供のニホンナマズ(当時、アメリカナマズはいません!)でしたが、持ち帰ると、お袋が早速俎板に乗せ、内臓を抜いたナマズを、頭もヒレも骨も全て一緒に出刃包丁で叩いて、つみれ汁をこしらえてくれました。鯰は淡白で上品な白身魚、泥臭みや生臭みは無く、非常に美味しかった事を覚えています。私の中では今も懐かしいお袋の味第一号であります。(写真は鯰ではなく、クロアチアはザダルの堤防釣りで覗かせてもらったベラの一種、キュウセンかも)
家庭菜園(29)辛味大根
2021年9月9日(木)
昨日の夕方、インゲン跡地に辛味大根の種蒔き。前日、インゲン蔓や支柱を片付け、耕耘・施肥したばかりで速攻、慌ただしい。
辛味大根は年越しそばの薬味にするつもりです。
ナラタケモドキ
2021年9月8日(水)
午前、酒井根の下田の杜へ行ってきのこ観察。食べられるきのこはナラタケモドキのみ、やや盛りを過ぎた菌なので採集は見送りました。
もっとも差程美味しいきのこではありません。
写真映えするのは外に、コフキサルノコシカケ(標高の高い所に出るのがコフキサルノコシカケ、低地に出るのはオオミノコフキタケと言われる)。名前の通り、胞子を大量に飛ばして、傘の表面がコーヒーの粉を被ったように茶色く胞子で覆われています。
有毒菌のクロハツ(傘裏のひだが粗い)と同じく有毒菌のクロハツモドキ(ひだが密)も出ていました。
新型コロナワクチン接種考(Ⅲ)
2021年9月4日(土)
新型コロナの第5波は今や、首都圏から全国に波及してとうとう感染爆発状態、医療逼迫して入院出来ず、自宅療養(放置)中に亡くなる人が急増している。恐れていた命の選択が始まっている。一昨日までの全国民のワクチン接種率は、1回目が58%、2回目が47%の由、かなり進んできてはいるが、集団免疫を獲得するまでには未だなかなか。
そして、新型コロナウィルスの感染者の発表は、今は日々の感染者数と死者数、及びその累計のみであるが、これでは中途半端、私が知りたい情報が出ていない。これだけワクチン接種が進んできたのであれば、少なくとも、PCR検査者数と感染者数(陽性率)に加え、ワクチン接種回数別感染者数、ワクチン接種回数別死亡者数、更に年齢別、性別などに層別されたデータが、せめて週単位、月単位で出せないものかと思う。安倍政権時代から続く得意の?情報統制でもしているのか、簡単に出せる筈、ITがこれだけ進んでいる時代に、情けない。
デジタル庁創設も良いけれど、その前に、現状で出来る事、やらねばならない事がまだまだある。
(写真は青森県下北半島の仏ヶ浦)