2021年9月23日(木)
親戚に頂きもののお返しに行った序に、手賀の丘公園へ足を延ばしてきのこ観察。
公園内の殆どのスペースが今やオートキャンプ場に変わり、かつて遊歩道だった所を車が走り回る。危なくて仕様がない。バードウォッチング初めきのこ等自然観察には極めて不向き、最早お金を落とさない人間はお呼びじゃありません。
コゲチャイヌシメジのシロも、シラゲカヤタケのシロも、スッポンタケのシロも切り開かれて壊滅状態、悲しいです。
それでも今日は10年ぶりにツチヒラタケとの出逢いがあったので、まぁ良しとしましょう。
山葡萄仕事
2021年9月22日(水)
昨日は午後から夜中までかかってヤマブドウの加工品3種類をつくりました。先ずは穂軸から果実を外します。栽培品なのでヤマブドウにしては大粒ですが、3kgもあるので、家内と総掛かりの大仕事です。😆
2kgはジャムとジュースを作りました。果実を大鍋に入れ(水は加えません)、軽く沸騰するまで加熱します。ヘラで潰して冷めたところで網籠で濾し、果汁と果皮&種を分離します。一番搾り果汁は、重量比50%の砂糖を加えて20分間煮沸、ジャムが5瓶出来ました。😀
分離した果皮&種を鍋にとり、水1リットルと砂糖150gを加え、10分間煮沸します。冷めたら網籠で濾し二番搾りを取るとジュースになります。同様の操作を繰り返し、三番搾りを取り、二番搾りと混合して山葡萄ジュースが2リットル出来ました。😊
残りの1kgの果実は広口瓶に入れて、同じ量の砂糖を被せ、シロップにします。
1月も経てば美味しく出来上がります。いつもご馳走さま!。
定点観察・船橋県民の森
2021年9月19日(日)
一昨日の午後、久しぶりに船橋県民の森と、隣接する青少年キャンプ場できのこ観察。結果は期待外れ、地上生きのこがさっぱり出ていない。その上、園内各所にビニールテープが張り巡らされ、至るところが立ち入り禁止、クヌギ、コナラ、シラカシなどドングリの成る樹木に大々的に楢枯れが発生しており、落枝による危険防止の為である。出合ったのは材上菌(木材腐朽菌)を主体に、アイバカラハツモドキ(仮称)、アカキツネガサ、オオチリメンタケ、
オニタケ、カイガラタケ、カレバキツネタケ、クサイロハツ、クロハツ、コトヒラシロテングタケ、コフキサルノコシカケ、シロヌメリカラカサタケ、
シロハカワラタケ、シロハツ、スジウチワタケモドキ、スルメタケ、チャカイガラタケ、ツルタケ、ネンドタケ、
ヒイロタケ、ホウロクタケ、ムササビタケ、ムジナイッポンシメジ(仮称)、
モリノカレバタケ属など。
藪蚊の猛攻を、虫除けスプレーと、腰にぶら下げた蚊取り線香で交わしながらの2時間、8000歩の森の散策でした。
食べたことのある野生きのこ
2021年9月18日(土)
図鑑片手に山野を徘徊し、きのこを採ること65年、これまで色々なきのこを食べました。詳しくは千葉菌類談話会通信第34号の表題と同名記事を御覧ください(表題と同名の検索で直ぐに出てきます)。
地上に発生するきのこは、アイタケ、アカハツ、アカモミタケ、アカヤマドリ、アミガサタケ、アミタケ、アンズタケ、イロガワリ、ウメハルシメジ、ウラベニホテイシメジ、オウギタケ、オニイグチ、カヤタケ、カラカサタケ、カワリハツ、ガンタケ、キサケツバタケ、キタマゴタケ、キヌメリガサ、クリイロイグチモドキ、コガネタケ、コゲチャイヌシメジ(仮称)、サクラシメジ、シモコシ、シロカノシタ、シロゲカヤタケ、シロヌメリイグチ、シロハツ、スッポンタケ、タマゴタケ、チチアワタケ、チチタケ、チャナメツムタケ、ツエタケ、トガリアミガサタケ、ニセマツカサシメジ、ヌメリイグチ、ノイバラハルシメジ、ノウタケ、バカマツタケ、ハタケシメジ、ハツタケ、ハナイグチ、ホテイシメジ、マツカサキノコモドキ、マツバハリタケ、マントカラカサタケ、ミキイロウスタケ、ムラサキシメジ、ムラサキヤマドリタケ、ヤマドリタケモドキ、ルリハツタケ、ワタゲナラタケの50種類強。
樹上に生えるきのこは、アラゲキクラゲ、ウスヒラタケ、ウラベニガサ、エノキタケ、オオヒラタケ、カンゾウタケ、キクラゲ、キサマツモドキ、クリタケ、シイタケ、シロキクラゲ、スギエダタケ、スギヒラタケ、タマキクラゲ、タマチョレイタケ(アミヒラタケ)、タモギタケ、トキイロヒラタケ、トンビマイタケ、ナメコ、ナラタケ、ナラタケモドキ、ヌメリスギタケモドキ、ヌメリツバタケモドキ、ハナビラタケ、ヒラタケ、フチドリツエタケ、ブナシメジ、ブナハリタケ、ベニヒダタケ、ホシアンズタケ、マツオウジ、ムキタケ、ヤナギマツタケの30種類強。
ガンタケやスギヒラタケ、ホテイシメジなど、今では有毒菌とされているきのこも食べましたが、幸い中毒したことはありません。
野生きのこは食べるまでの前処理が大変、土や泥汚れ、落ち葉や木屑を除いたり、更にはキノコバエの幼虫(ウジ虫)が入り込んでいることが多く、虫出し処理(塩水や唐辛子水に浸ける)も必要です。しかも苦労して調理して、やっとこ食膳に並べても、美味しいきのこは少なく、大抵は「毒はない」&「食べられる」程度です。😅
スーパーで売っている栽培きのこの方が、安全&安心&衛生的で手間要らず、美味しく食べられます。😆
ウスヒラタケ
2021年9月14日(火)
千葉菌類談話会のきのこ友達Fさんから又また珍菌発生の情報が入り、昨日午後から市原市民キャンプ場に出かけてきました。
先ずはヒラタケの近縁のウスヒラタケが、数本の倒木に傘を連ねて沢山発生していました。美味しいきのこなので喜んで採集しました。😀
次は教えてもらった黄色いチャワンタケの仲間、珍菌のダイダイサラタケ?かもしれませんが、確信は持てません。
その近くに大きなマントカラカサタケが2本、一度天麩羅にして食べたことがありますが、何度も食べたくなる代物ではありません。
更に腐朽木にクロヒメオニタケ、小さなきのこで教えてもらわなければ見逃しています。
いちはら市民キャンプ場は、伐採木を積み上げて腐らせ自然に土に返すビオネストが沢山あるので、材上生きのこの観察にはもってこい、楽しい所です。
又、誰とも出会わないのもコロナ禍の今は安心できます。ちょっと距離はありますが、これからも定期的に通うことにします。F様いつもありがとうございます。