2025年5月13日(火)
伊香保階段街の散策を終え、16:15 今宵の宿「心に咲く花 古久家」にチェックイン、
ロビーのソファーに座り、受け付けの手続きを済ませたが、その際ウェルカムドリンクの抹茶と和菓子のおもてなしを受ける。なかなかサービスが良い。
ロビーには吊るし雛が飾られ和の雰囲気が漂う。
部屋は西館5階の502号室、純和室で10畳間に板の間のサンルーム付き、
窓から目の前に子持山と小野子三山(右から左へ、小野子山、中ノ岳、十二ケ岳)と、その後背に谷川連峰が望める。オーパ!。
部屋にもユニットバスが付いているが、6階に天然温泉(黄金の湯)の源泉かけ流しという大浴場と展望露天風呂がある。妻が先発して順に入りに行く。今の時間帯の男湯は「なごみの湯」、内湯に黄金の湯(濁り湯、茶褐色)の浴槽(max.10人位)と清澄な沸かし湯の浴槽(循環方式?、max.5人位)があり、「雷小僧の湯」と名付けられた黄金の湯の露天風呂(max.5人位)もある。洗い場は9口、先客は2人のみ、空いていて寛げる。黄金の湯の泉質は硫酸塩泉、泉温41℃、pH6.4、熱くもぬるくもなく、体の芯まで温まる。右足首を良く揉んでおく。
19:00~20:00 3階の食事処「浮き雲」で夕食。飲み物の注文は何とQRコード読み取り方式、昼のバーミアンといい、年寄りには暮らしにくい世の中になったものである。何とかキリンラガーの中壜(横工製)を1本注文する。
お造りのマグロとギンヒカリ(群馬県産最高級ニジマス、日本名水百選・箱島湧水育ち)は新鮮で美味、
上州もち豚すき焼き(群馬県産ブランド豚、渋川市のグローバルピックファーム産)はまずまず、
更に、前菜(タケノコの和え物)、揚げ物(タケノコの天麩羅)、食事(タケノコ釜飯)などタケノコ尽くし。デザートはメロンとケーキ。お腹一杯になる。
部屋に戻り一休みしてから、再び6階の温泉大浴場へ。食事前に入った時とは男湯と女湯がチェンジしており、今度は「のぞみ湯」に入る。黄金の湯の浴槽はmax.5人程度、沸かし湯の浴槽も5人くらいがせいぜい、内湯のみで露天風呂はない。
風呂上がりに持参のキリン一番搾りの35缶を飲み、畠山茂篤著「日本〈汽水〉紀行」を読むうち、伊香保の夜は更ける。