楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

オオヒラタケ

2021年7月24日(土)
梅雨明け後の今頃、松戸市小金原のアメリカフウ通りの街路樹、アメリカフウの何本かに、夏きのこのオオヒラタケが発生します。今年も1本だけ出ていました。
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全長25cmもある大物の成菌ですが、根際に近く犬の尿が心配なのと、新鮮味に欠けるので、採取は見送りました。
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台湾では栽培されているようですが、日本では未だのようです。

マタタビ酒

2021年7月23日(金)
今年も仙台の息子からマタタビが届きました。岩手県宮城県の県境の山中林道で採集したようです。
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虫こぶ果実と正常果実を半々使い、早速、同量の氷砂糖と一緒にアルコール分35%のホワイトリカーに漬け込みました。
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半年も寝かせれば、滋養強壮効果があると言われるリキュールが出来上がります。

ミョウガの甘酢漬け

2021年7月22日(木)
今年はミョウガが大豊作、採れ過ぎて、玉子とじ位では消費しきれないので、甘酢漬けにしました。これなら日持ちもするし、さっぱりして夏向きなので、幾らでも食べられます。でも、運転免許更新の認知症検査の日が近いのに、こんなにミョウガを食べて大丈夫でしょうか😅。
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灯台男子!

2021年7月21日(水)
礼文島の元地灯台礼文岳に登頂した翌日の2012年8月22日、桃岩展望台~元地灯台~知床と桃岩歩道を歩き、訪れました。
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利尻島の沓形埼灯台利尻岳に登頂した翌日の2007年7月24日、島内周遊の途次訪れました。
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これは、灯台男子を名乗っても、良いかも知れません。😅

下田の杜のきのこ観察

2021年7月19日(月)
NPO法人下田の杜里山フォーラムメンバーのTさんと現地10時待ち合わせ、約1時間半園内を丁寧に案内してもらう。昨日のうちに下見を済ませていたようで、発生箇所へのアプローチは実に的確、林内は比較的涼しいとはいえ、今夏一番の猛暑の中、助かりました。出逢ったきのこは、アイバカラハツモドキ、アイバシロハツ、アセタケ属不明種2種、イグチ属不明種、ウスキテングタケ、オオツルタケ、ガンタケ、キアミアシイグチ、
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ショウゲンジ、キタマゴタケ、
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キヒダタケ
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クサイロハツ、クリイロイグチ、クロタマゴテングタケ?、クロツブヌメリイグチ、ケショウハツ、コナカブリテングタケ、タケリタケ(ヒポミケス菌感染)、
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ツルタケ、テングタケ、テングツルタケ、ドウシンタケ、ドクカラカサタケ(コカラカサタケ)、ナカグロヒメカラカサタケ?、ベニタケ属不明種、ヘビキノコモドキ、ミドリニガイグチ、ムラサキヤマドリタケ
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Tさん、暑い中のご案内、ありがとうございました。

家庭菜園(21)ミョウガ

2021年7月18日(日)
我が家の菜園にはカリンやネズミモチの林があり、そこに隣接する畝は陽当たりが悪く、何を植えても上手く育ちませんでした。
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そこで、3年前に自宅の庭からミョウガを移植したところ、半日陰の条件が良かったと見え、今年から収穫が本格化、今日は今年の初収穫ですがいきなり560g。大好物の卵とじや冷や麦の薬味にします。😊

和製ポルチーニの炒め物

2021年7月17日(土)
今頃ブナ科の林に出るヤマドリタケモドキは、ヨーロッパで珍重されるヤマドリタケポルチーニ、又はセップと呼ばれる)の近縁種で、言わば和製ポルチーニです。一昨日の増尾城址公園に沢山発生していたので、4本持ち帰りました。
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帰宅後直ぐに、大きくカットして塩水に浸け虫出し(特に柄にキノコバエの幼虫が入っています)、その後茹でこぼして、冷ましてから冷蔵庫に保管。
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今回は茄子と玉ねぎと一緒に油炒めにしました。傘はふわふわ、ソフトな口当たりでマシュマロのよう。茎はこきこき、歯触りが良ろしい。まずは美味しくいただきました。
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私がこれまでに食べた天然&野生きのこは88種類あります。ご興味のある方は検索エンジンで「食べたことのある野生きのこ」で検索してみて下さい。千葉菌類談話会通信第34号に掲載された拙稿を読む事が出来ます。宜しくお願いします😊。

ヤマドリタケモドキ

2021年7月16日(金)
ケイヨーD2名戸ケ谷店へ培養土や肥料を買いに行った帰りに増尾城址公園に寄り道してきのこ観察。ヤマドリタケモドキを漸く見つけました。
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他には、アワタケ、ウスキテングタケ、オオツルタケ、カッパツルタケ、クサイロハツ、クリイロイグチ、テングタケ、フタイロベニタケ?、ブドウニガイグチ、ミドリニガイグチなど。
和製ポルチーニヤマドリタケモドキを4本、試食用に持ち帰りました。

タマゴタケ

2021年7月14日(水)
昨日の午後、家内が友達3人を拙宅に招いて女子会?をやるというので、居場所のなくなる私は、その間姿を消さねばならず、雨降りなのにご苦労様、わざわざ船橋県民の森へ遠征し、きのこ観察。お陰様?で美味なる食菌タマゴタケを4本見つけました。😅
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他には、ウラベニガサ、オオチリメンタケ、オオホウライタケ、クサウラベニタケ、クリイロイグチ、クロハツ、コテングタケモドキ、コトヒラシロテングタケ、シロハツ、センベイタケ、テングタケテングタケダマシ、ドクツルタケ、ハイイロイタチタケ、ハナオチバタケなど。傘をさしながらの散策でしたが、園内に人の姿はなく、静かな時間が過ごせました。

ロカ岬灯台

2021年7月13日(火)
昨日の記事の続き。ユーラシア大陸の最西端ロカ岬(西経9度30分)、2012年1月、ポルトガル旅行の途次訪れました。岬の広場にポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの詩の一節「ここに陸終わり海始まる」が刻まれた背の高い石碑が建ち、丘の上に小さな赤い灯台があります。ロカ岬到達証明書も頂きました。
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銚子市犬吠埼(東経140度51分)には、犬吠埼ロカ岬友好記念碑が建っているようです。銚子ポルトガル友好協会や市民有志等が1993年に建立したそうで、それにはロカ岬の碑文に対応して「海終わり陸始まる」と刻まれている由、私は未だ見ていません。日本本土の最東端は根室市納沙布岬(東経145度49分)だし、又、ユーラシア大陸の最東端はロシア・チュクチ半島にあるデジニョフ岬(東経169度39分)の筈。ジョークにしては出来過ぎですが、「ほととすぎす 銚子は国の とっぱずれ」と云う江戸俳句もあることだし、まあ一種の観光資源と思えば目くじらを立てるほどのこともありません。次に銚子市に行ったら訪ねてみましょう。

宮本輝著「灯台からの響き」

2021年7月12日(月)
宮本輝の小説は優しい(易しい)ので、ソファに寝転びながらでも読める。本日読了。出雲市にある日御埼(ひのみさき)灯台が主役の物語であるが、本書により灯台巡りを趣味とする人々が居る事を知りました。言うなれば「灯台女子」や「灯台男子」、神社仏閣や城、鉄道を巡る人々よりはマニアックかもしれません。
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世界の灯台100選に選ばれた日本の灯台は5ヶ所、則ち、犬吠埼灯台銚子市)、姫崎灯台佐渡市)、神子元灯台下田市)、美保関灯台松江市)、日ノ御埼灯台出雲市)。そして、日本の灯台50選の中で訪ねたことがあるのは、宗谷岬稚内市)、知床岬(斜里町)、納沙布岬根室市)、襟裳岬えりも町)、入道崎(男鹿市)、
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龍飛崎(外ヶ浜町三厩)、
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大間崎(大間町)、金華山牡鹿町)、塩屋崎(いわき市)、
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犬吠埼銚子市)、野島崎(南房総市白浜町)、観音崎横須賀市)、石廊崎南伊豆町)、足摺岬土佐清水市)、大瀬崎(長崎県五島市玉之浦町)、禄剛崎珠洲市)、佐多岬(鹿児島県南大隅町)、平安名崎(宮古島市
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の18箇所。知らぬうちに、私も立派な灯台男子になっておりました。😅

キショウゲンジ

2021年7月11日(日)
昨日の午後は下田の杜できのこ観察。キショウゲンジを数本見つけました。千葉菌類談話会の先輩の話では、毒はないが美味しくもないとのこと。持ち帰りは止めました。
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外には、キッコウアワタケ、クリイロイグチ、ツルタケ、テングタケ4兄弟(下の写真)、ナカグロモリノカサ、落葉分解菌の仲間など。
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