楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

三公園周遊

2022年6月18日(土)
昨日は午後から、マルコのバッグ(私が愛用しているショルダーバッグを家内はこう呼ぶ)と水筒をたすき掛けにし、近所の公園巡りに出発。
山歩きに行きたいけれど、ガソリンが高騰している今、柏から山は余りにも遠く、歩くだけなら近所でも同じと、運動不足の解消に、きのこの観察も兼ねて、三公園を周回しました。所要2時間半、7.2km、12,500歩。先ずは松戸市の根木内歴史公園、
スダジイ古木の根際に発生するカンゾウタケ、

を見つけました。
それから、松戸市小金原団地アメリカフウ通りを歩き、

アメリカフウの切り株に発生するアラゲカワキタケを確かめ、

ゲートボールとベンチの将棋指しで賑わう松戸市の小金原公園を通り抜けました。小金原公園は管理が行き届き過ぎ、きのこは1本も出ていません。薬剤散布でもしているの?。
シラカシの木がネットで覆われているのはカシノナガキクイムシ対策、

柏市の手賀の丘公園でも被害木が出ています。
植栽のアガパンサスを愛でながら、小金原団地から柏市酒井根の西山地区に進み、ようやく下田の杜に到着。


四阿のテーブルベンチで一休み。今日は蒸し暑く、散歩日和とは言い兼ねます。草地には未だシワナシキオキナタケが出ています。

酒井根から光が丘、ひろいけの道を通り、15:00過ぎによろぼいながら帰宅です。

期間限定販売?の鳩サブレー

2022年6月18日(土)
一昨々日、休暇を取って我が家にやってきた娘の手土産は、豊島屋の鳩サブレー。外箱の缶のデザインは、現在放映中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、多分、今年限定販売のデザイン缶でしょう。

鎌倉殿の13人は、頼朝の死後、合議制で政治を動かした御家人のこと、即ち、北条時政北条義時梶原景時、三浦義澄(よしずみ)、和田義盛比企能員(よしかず)、安達盛長足立遠元(とおもと)、八田知家(ともいえ)の武士9人と、大江広元三善康信中原親能(ちかよし)、二階堂行政(ゆきまさ)の文官4人。絵柄は全員鳩が衣装を着ているので誰が誰か判りません。😅
それと、静岡産の新茶「さわらび」。製造元は伊豆の国市の(株)蔵屋鳴沢、史学科卒の娘は歴女、北条氏の本拠地を訪ねて、歴史散歩を存分に楽しんできたようです。

伊豆韮山反射炉に因む、反射式遠赤外線火入れ茶とのこと、どんな味なのか楽しみです。😊

今季最初の一粒

2022年6月17日(金)
今年のミニトマトはメルカリで購入した種から育てている赤い実と黒い実が成る2種類、上手く育つか心配だったので、念のためケイヨーD2で黄色い実の成るミニトマト苗を1株購入しました。昨日、その苗木から初めて一粒収穫しました。

去年は25.6kg、一昨年は23.6kg、先一昨年は32.8kg、果たして今年は何kg取れますか?。ミニトマトは生食は無論、サラダやジャムやスープ、リゾットなどに大活躍します。

戌井昭人著「さのよいよい」

2022年6月16日(木)
戌井昭人著「さのよいよい」読了。この本を何故、私の「読みたい本」リストに書き留めたのか、今となっては分かりません。

世田谷区に住む売れない脚本家の何気ない日常をさらさらと描く(著者の自叙伝かも?)。30年余り前の盆踊りの日、住職の放火により焼失した地域の寺院(お不動さん)を思い出すことに始まり、その寺院で祖母が頂いたお札を、成田山新勝寺に納めに行くのがラスト。物書き商売は楽じゃない。商売が不振な時、成田山新勝寺護摩焚き祈祷に行く話は良く聞くけれど、、。タイトルの「さのよいよい」は、盆踊りの定番「炭鉱節」の一節から。

ヒメタケノコの味噌汁

2022年6月15日(水)
家内の新潟県赤倉温泉土産のヒメタケノコ(チシマザサネマガリタケのタケノコ)の水煮は、シンプルな味噌汁にしました。

北海道から奥羽山地、上信越の山に今頃出るヒメタケノコは巣穴から出たばかりの春熊の大好物、今年も各地でクマと鉢合わせしての人身事故が頻発しています。
私も仙台に暮らしていた頃は、栗駒山、船形山、月山などに出撃し、ネマガリタケを採りましたが、幸いクマには出遭わずに済みました。😅

梅酒作り

2022年6月14日(火)
昨日、菜園で農作業をしていたら、隣地のHさんから、庭のウメが豊作だったらしく、青梅を1.3kg頂きました。それほど親しい訳でもないのに、有難いことです。

今日は早速梅酒作り、4年ぶりです。
綺麗に洗って水をきり、ヘタを除いて風乾し、4リットル容の果実酒用広口瓶に入れ、氷砂糖1kg、35度のホワイトリカー1.8リットルを加え、蓋をしました。

あとは1年間冷暗所に寝かせます。Hさま、ありがとうございます。

定点観察・富士浅間神社(柏市)

2022年6月13日(月)
午後から近所の神社できのこ観察。例年なら今頃、スダジイの古木根際に発生する肝臓茸(カンゾウタケ)を探しに行ったのだが、見つからず。その代わり、腐朽が進んだクヌギの倒木に、やや珍しいウラベニガサ科のカサヒダタケを見つけました。


写真に収めるべく、じめじめした薄暗がりに屈むと、藪蚊🦟の襲撃物凄く、虫除けスプレーも効きません。シャッターを押すだけで2箇所刺されました。😂

宮本輝著「海岸列車」

2022年6月12日(日)
宮本輝著「海岸列車」読了。毎日新聞朝刊に、1988年8月13日から1989年2月19日まで掲載されたもの、宮本輝作品は読みやすく、希望の持てるエンディングが多いので、つい読んでしまいます。


作中に、重要な場面ではありませんが、ユーゴスラビア(現セルビア)の首都ベオグラードが出てきます。私がバルカン半島6カ国周遊でベオグラードを訪れたのは2017年1月19日、メインストリートのチトー将軍通り(現ミハイロ公通り)を歩き、

ユーゴスラビア博物館とチトー大統領が埋葬されている花の館にも行きました。

しそ巻き

2022年6月11日(土)
しそ巻きは仙台の家庭の味、原材料は基本、しその葉と味噌と砂糖ですが、隠し味に胡麻、胡桃、唐辛子などを使うので、家庭により風味は異なります。炊きたての熱々御飯のオカズには最高です。😊

庭のプランターに植えてあるしその葉が大きくなったので、お袋直伝のレシピで家内に作ってもらいました。😀

ベルンカステラー・クアフルストライ

2022年6月10日(金)
白ワイン用ブドウ品種リースリングを用い、モーゼル川沿いのザンクト・アルデグント村のワイナリー、ジョセフ・ドラーテン社(1860年創業)で製造されたモーゼルワイン、アルコール分9%。

少し発泡性(ガス入り)があり、中甘口のワイン、渋味と酸味が少ないので飲みやすく、美味しいです。😊

定点観察・下田の杜(柏市)

2022年6月9日(木)
一昨日関東が梅雨入りし、雨がよく降るので、きのこスイッチが入ったかもと、昨日の午後、久しぶりに下田の杜できのこ観察。シワナシキオキナタケ(皺無黄翁茸)が、遊歩道と草地の境に点々と発生していました。おそらく、遊歩道に撒かれたウッドチップが栄養源と思われます。

他には、キショウゲンジ、ハイイロイタチタケ、それとベニタケ属のきのこが数種類、まだまだ種類も量ももの足りません。

家内の一人旅

2022年6月8日(水)
数年前からJR東日本の大人の休日倶楽部に入会している家内が、(株)JR東日本びゅうツーリズム&セールス企画の赤倉温泉旅行に一人参加、私は留守居役です。😅
昨日、やっと帰ってきました。宿泊先は老舗の「赤倉ホテル」、源泉掛け流しの天然温泉と、旬の山菜料理をたっぷり楽しんできたようです。
お土産は、干し林檎、アンズの甘煮、イチジクの甘露煮、

いずれも私の好物です。😊
それと、新潟限定販売の日本酒、特別純米原酒「妙高山」と、

善光寺御開帳限定の純米吟醸酒「西之門」が2本、

更に、ネマガリタケの筍の瓶詰めでした。

今年、善光寺は7年ごとの御開帳の年、終日自由行動の日に参拝に行き、回向柱に触れ、前立本尊に参拝し、お戒壇巡りも行って「極楽の錠前」にも触れてきたとのこと、自分だけ極楽往生するつもり?、う~む。🤔

甘口白ワイン&貴腐ワイン

2022年6月7日(火)
コロナ禍の自粛生活に入って以来、通販をよく利用している家内が、グルメ友の会から白ワイン6本セットを取り寄せました。税込み7,700円也、1本が約1,300円です。

左から、ベルンカステラー・クアフルストライ(ドイツ、甘口)、ベヒトハイマー・ピルゲルプファード(ドイツ、甘口)、テュムルファルケリースリング(ドイツ、中甘口)、ミュラートゥルガウ・リープリヒ(ドイツ、甘口)、シャトー・ノートン・ソーテルヌ(フランス、貴腐ワイン)、ルピアック・オランジュリー(フランス、貴腐ワイン)の6種類。貴腐ワインは通常、750ミリリットル入り1本が3,000円~4,000円するのでお買い得でした。
只、果たして私の口に入るかどうか?🤔、家内は寝酒に独り酒を楽しむ積もりのようです。😂

黒川創著「かもめの日」

2022年6月6日(月)
「かもめの日」は2008年、第60回読売文学賞受賞作品。先に、黒川創の著作物としては初めて「ウィーン近郊」を読みましたが、第二作目です。

女性初の宇宙飛行士、ワレンチナ・テレシコワの地上基地との交信記録「わたしはかもめ」に始まり、始めはバラバラに分散している物語と登場人物が、次第に関係があって、ひとつ所に収斂していく手法で作られた小説です。さほど意外性もなければ、ドラマチックでもないのですが、小津安二郎監督の映画作品のような感じ、何となく後を引きます。気が向いたらもう一作、芥川賞候補になった「もどろき」を読んでみるつもりです。

ビワ酒

2022年6月5日(日)
一年前の6月13日に漬け込んだビワ酒の実を、本日引き上げました。

漏斗を使って分離し、750ミリリットル容のワインの空き瓶3本に充填しました。

オンザロックで一杯試飲、ビワ種酒と同じ特有の香り(アミグダリンが分解されて生じるベンズアルデヒト臭?)があります。実を長く漬け過ぎたかも、まあいいか。
ビワ種は1kgが3,000円程度で販売されておりビワ栽培農家の貴重な収入源、ビワ種酒は民間療法の薬用酒として人気がありましたが、2021年1月15日付けで農水省から「ビワ種子の粉末は、シアン化合物(アミグダリンやプルナシン)が含まれているので、食べないようにしましょう」と云う注意喚起文書が発信されて以来、人気急降下、ビワ農家が気の毒です。税金で生活が保証されている役人が罪な事をします。種子粉末の危険性だけでなく、ビワ種酒や蜂蜜シロップなら安全とかも同時発信してくれれば良いのですが、、。