2021年12月13日(月)
ちょっと早いけれど、今日は今年のきのこ観察納めに船橋県民の森へ。家内の姉妹が2年ぶりに拙宅に集まり昼食会を開く由、私が居ない方がのんびりくつろげると思い、気を利かせました。
北風が強く冷たく、観察日和とは言えませんが、林の中は風も和らぎ無人で安心、今は材上生菌の展覧会状態です。
エノキタケ
カイガラタケ
キヌハダタケモドキ
クジラタケ
クロコブタケ
スエヒロタケ
シックイタケ
チャウロコタケ
ニクウスバタケ
ネンドタケ
ハカワラタケ
ハリギリの黄葉
ヒラタケ
ヤケイロタケ
一級食菌のヒラタケとエノキタケをしっかり頂いてきました。😆
ユッシ・エーズラ・オールスン著「特捜部Q -アサドの祈り-」
2021年12月10日(金)
暇潰しの部類ですが、偶には北欧ミステリーも読みます。コペンハーゲン生まれのミステリー作家、ユッシ・エーズラ・オールスンの「特捜部Q」シリーズの八作目「アサドの祈り」、本日読み終えました。
b ボルドー ブラン
2021年12月9日(木)
輸入元はメルシャン株式会社、フランス産の辛口の白ワイン b Bordeaux Blancを飲んでます。酸味もやや強め、スッキリと大人味。
アルコール分12.5%、近所のスーパーで750ml1本が600円程度。
大鳴門橋ウォーキング
2021年12月4日(土)
15:30鳴門公園近くのバス駐車場到着。うづ乃家の無料送迎バスに乗り替えて、鳴門公園に往く。
そこから「渦の道」と名付けられた、大鳴門橋の車道の下に設けられた遊歩道を、先端の展望室まで片道450mを往復する。料金は大人510円。本来は鉄道を敷設するはずの空間だったが、計画は頓挫したらしい。
海面からの高さ45m、両側吹き抜けで風が冷たい。床面が一部ガラス張の箇所もあり、高所恐怖症の人は堪らないかも。今日の渦の出る時間は16:30~17:00とのこと、少し早く残念ながら大渦は認められず。
うづ乃家で鳴門金時の蒸かし芋を買い求め、16:20バスに戻る。
徳島空港へ向かう途中、ハレルヤスイーツキッチンに立ち寄る。
17:45空港着、搭乗予定のJAL464便は20:30の離陸、まだ3時間近くある。手荷物を預け、待合室で「アサドの祈り」を読み時間潰し。家内が空港内のセブンイレブンで調達してきた明太子のお握りを食べ、ホットコーヒーを飲む。
20:25搭乗、36A/36C席に座る。5、6割の搭乗率か、すかすか。旅行需要はまだまだと見える。20:40離陸、21:35羽田空港安着。モノレール、京浜東北線、千代田線と乗り継ぎ、南柏駅からタクシーで帰宅が23:55。(完)
栗林公園(高松市)
2021年12月4日(土)
瀬戸大橋を渡って再び四国入り、12:30栗林公園到着。先ずは園内の茶屋の一つ、小松亭で昼食を摂る(別料金1500円也)。これが外れ、讃岐うどん付きの郷土和定食は冷たくて不味。早々に庭園拝観へ。此処も二度目のはずだが、47年前のこととて何も覚えていない。栗林公園は、讃岐国領主生駒氏によって1625年頃に原型が造られ、その後代々の高松藩主松平氏によって整備された大名庭園、総面積23万坪(75ha)、平庭部のみでも16haの広さを誇る。
小松亭を出て南庭を中心に周遊する。根上り五葉松、
掬月亭、楓岸、
南湖と紫雲山、
鶴亀松、
檜御殿跡、
商工奨励館
と巡り、奨励館内で家内は伝統工芸品の竹細工(香川県指定伝統工芸士西村文男氏作品)を買う。
14:15バスに戻る。次は最後の観光先の渦の道、鳴門へ引き返す。(続く)
倉敷美観地区(倉敷市)
2021年12月4日(土)
6:00起床。7:00~7:50朝食。洋食を食べコーヒーを飲む。ごく極く普通の味。8:45出発、先ずは倉敷美観地区へ。以前に訪れたことがあるが、何時だったか思い出せない。9:30国際ホテル前のバス駐車場到着、2時間のフリータイム。初めに大原美術館の見学。
本館のエル・グレコの「受胎告知」、セガンティーニの「真夏のアルプス」等順路に従い鑑賞した後、工芸・東洋館に移動し、濱田庄司室、バーナード・リーチ室、河井寛次郎室、棟方志功室、芹沢銈介
室、東洋館の順に一通り、駆け足で約1時間の見学を終える。
その後は時間の許す限り倉敷美観地区の散策。学生の団体客も混じり街は賑やか、カフェ・エル・グレコを皮切りに、大原本邸、別邸の有隣荘、
考古館、
重文井上家住宅(改修工事中)、倉敷館、
アイビースクエアと倉敷川沿いに辿って、11:20バスに戻る。約5000歩、2kmの散歩。次は栗林公園へ。(続く)
倉敷シーサイドホテル
2021年12月3日(金)
14:10出発、寒霞渓を後にし、スカイラインなるくねくねした山道を下り、ギネスブック登録の世界一狭い海峡「土渕海峡」(幅10m弱)を車窓から眺めて、14:45土庄港着。
近くの公園に行き、平和の群像(二十四の瞳の大石先生と12人の生徒像)を眺めた後の15:20、バス毎フェリーに乗り込む。朝のフェリーと同じ会社、450人乗りのフェリーはスカスカ、これで採算がとれるのか。新岡山港まで1時間10分の船旅である。
16:30新岡山港着。17:50今宵の宿、倉敷シーサイドホテル到着、245号室に入る。
海岸近くの丘の上に建つ三階建ての中型ホテル、辺りは水島臨海工業地帯、隣のサノヤスの造船ドックが見える。名前はリゾートホテル風だが多分ビジネスホテル、周囲は真っ暗で何もない。広さはまずまず、ダブルベッド2台、角テーブルに椅子2脚、書き物机と椅子、TV(Sharp)、冷蔵庫(Panasonic、空)、電気ポット、MW500ミリリットル2本、UCCのドリップコーヒー2個、煎茶とほうじ茶各2袋備えてある。但し、トイレ兼用のユニットバスとその洗面所が非常に狭い。部屋の床面との段差は25cmもあり、年寄りには使い勝手が悪い。又、クローゼットもロッカー並みに狭い。スリッパや浴衣、歯磨きセットなどのアメニティは十分であるが。公式には三つ星だが、二つ星との間くらいか。18:45~19:10夕食。タコしゃぶ膳を食べる。明石海峡の地ダコかな?、まずまず。
その後、一階の温泉大浴場へ。令和元年から温泉を引いたらしく、浴槽は5~10人入れる。洗い場8口(隣との間隔窮屈)、露天風呂はなく、サウナは付いている。源泉名は岡山桃太郎温泉、泉質はアルカリ性単純温泉、泉温41℃、pH9.3。給湯は盛んだが、浴槽からお湯が溢れていない。明記はないが、多分、加温、加水、殺菌、循環、何でも有りの温泉であろう。風呂上がりにIS35缶を飲みながら、「アサドの祈り」を読み進める。(続く)
657 寒霞渓と三笠山
2021年12月3日(金)
13:15寒霞渓の山麓駅紅雲亭(標高295m)到着、ロープウェイで山頂駅(標高612m)に上がる。
40人乗りゴンドラは、我々グループ26名の外にも観光客を詰め込み極めて密な状態、コロナ感染対策上おおいに問題があるが、特に人数制限はしていない。お陰で、ゴンドラの真ん中辺に立つ羽目になり、日本三大奇観(あとの二つは耶馬溪と妙義山)と謳う奇岩怪石連なる景色が全く拝めない。他人の頭の隙間からチラ見しただけ。やれやれ。乗車時間僅か5分で片道1050円は高い。また、紅葉も盛りを過ぎて今一。ロープウェイを利用しないメンバーは、バスに乗ったまま山頂駅に到着しており、これでは何のために別料金のロープウェイに乗ったのか分からない。まあ、中国の武陵源や石林を観ているので、寒霞渓程度の奇観では感激もないけれど。13:30山頂駅から広場に出て、仕方がないので、後背の三笠山に登る。
10分ほどで山頂に着き、四等三角点(名称:寒霞渓、671m)にタッチ。
そこから登山道は小豆島最高峰の星ケ城山(標高816m)へ続く。1.7km、1時間弱の行程であるが今日は此処まで、残念ながら時間がない。家内を待たせているので直ぐ下山、途中、阿豆枳(あずき)神社にお参りする。小豆島の産土神である大野手売(おおぬでひめ)を祀る神社で、巨大な拝殿が設けられている。
毎年9月16日に執り行われる例大祭では、この拝殿で踊りや舞が奉納される由。広場に下山して、名物の1億円トイレを使用する。
今ではごく普通のトイレであるが、平成2年(1990年)の竣工当時は、床暖房、ウォシュレットを備えた最新式、話題を集めたらしい。純金製トイレかと思ったけれど、、。山頂駅傍の展望台3ヶ所から寒霞渓を見下ろし、瀬戸内海を眺める。やはりパッとしない。
歳を取ると、なべて感動も感激も薄くなる。14:10バスに戻り、土庄港へ向かう。(続く)
小豆島オリーブ公園
2021年12月3日(金)
5:45起床、6:55部屋の窓から紀伊水道に昇る朝陽を拝む。
朝食は7時からなのに、出発は7時50分と慌ただしい。荷物を持って食堂に降り、パンとハムとサラダとフルーツを食べる。7:50昨日と同じバスに乗り、高松港へ。特徴ある山容の五剣山(八栗山)や屋島を眺めながら走り、8:55高松港到着。9:20バス毎フェリーに乗り込む。
500人乗りの第十一国際丸はがらがら、瀬戸内海は波穏やかで殆ど揺れない。10:33小豆島の池田港着岸。先ずは田浦半島の付け根にある醤(ひしお)の郷の佃煮メーカー、タケサンフーズ・一徳庵へ。どうせそこまで往くなら、半島先端の壺井栄記念館、岬の分教場、二十四の瞳映画村へ足を伸ばして欲しいもの、小豆島最大の観光資源では?。どうも読売旅行は土産物屋巡りに熱心で困る。仕方なく、杉桶仕込醤油一徳を3本購入。
次は道の駅小豆島オリーブ公園に移動し、サンオリーブ温泉館の二階レストランで昼食(11:45~12:00)。
名物の鱧(ハモ)丼と素麺を食べる(別料金1300円)。味はまずまず。
その後、13時の出発までオリーブ園の自由散策。小豆島がギリシャのミロス島と姉妹島とのことで、ギリシャ風車が建ち、記念館内にはアテナ像が立つ。
又、映画「魔女の宅急便」(2014年公開)のロケ地だったらしく、箒の無料貸出があり、それを手に聖地巡りをしているカップルやグループ、お一人様がうろうろ。当方もオリーブの原木、荒神宮、始まりの本、岸田首相が植樹したオリーブの木(2017年7月の外務大臣時代)などを眺めながらフラフラ。
13:00バスに戻り、島中央の紅葉の名所寒霞渓へ。(続く)
アオアヲ・ナルト・リゾート
2021年12月2日(木)
大塚国際美術館の次は、兵庫県立公園あわじ花さじき、14:50バスに戻り、神戸淡路鳴門自動車道を走り淡路島の北端へ。15:50到着、あわじ花さじきは標高280mほどの丘陵頂上にあり、神戸と大阪の街並み、あべのハルカスと関空も遠望できるけれど、肝心要の花が今はストックしかなく、あとは枯れ景色、1時間も走って此処まで何しに来たのか、虚しくなる。トイレを借用しただけでバスに戻る。これなら大塚国際美術館であと1、2時間ゆっくり過ごすか、ホテルに早めに入って、温泉を楽しむ方が増し、瀬戸内2島巡りのアリバイ作りのようなスケジュール、お粗末。再び往路を引き返し、大塚国際美術館に近い鳴門町土佐泊浦のアオアヲ・ナルトリゾート到着が17:15、海岸沿いに建つ9階建ての大型ホテルで全208室、南棟の535号室に入る。
1991年開業なので築30年、新しくはないが、ゆったりした部屋にセミダブルベッドが2台、角テーブルとソファ、TV(東芝)、冷蔵庫(東芝、空)、空気清浄機(シャープ)、電気ポット、MW2リットル1本、煎茶袋、ほうじ茶袋、セーフティボックスが備えてある。浴室とトイレは独立(どちらも狭いが)、歯磨きセット、ヘアブラシ、剃刀、ヘアーキャップも有り。内装に高級感はなく、スタンダードクラスか。
17:30~18:30夕食。バイキングとて揚げ立て天麩羅を取り過ぎる。うどんは美味しい。寿司と刺身はネタが新鮮、鳴門金時の大学芋や芋けんぴも美味、アイスクリームとフルーツも食べ、お腹いっぱいになる。
食後、家内と交替で温泉入浴。一階の大浴場は屋根がある露天風呂、岩風呂風で一度に15~20人は入れる。洗い場は8口。冬季は間仕切りガラス戸を下ろすようであるが、洗い場は寒い。そのせいか誰も居ない。源泉名は鳴門温泉、泉温29.2℃、泉質はナトリウム・塩化物泉でpH8.0。加温、加水、殺菌、循環と何でも有りの温泉でちと残念。風呂上がりにIS35缶を飲む。(続く)
大塚国際美術館
2021年12月2日(木)
今日から2泊3日の瀬戸内の旅、早起きして6:18のバスに乗り、7:55羽田空港第一ターミナルビル到着。読売旅行の添乗員Kさんに受け付けをしてもらう。新型コロナワクチン2回接種済みが参加の条件である。搭乗口14から9:20搭乗、徳島行きJAL455便は8、9割方座席が埋まっている。10:02離陸、北欧ミステリー「特捜部Q アサドの祈り」を読むうち、10:55徳島空港到着。11:20ツアーメンバー26名(殆どが年寄り夫婦)が、迎えの徳島バスに乗り込む。先ずは鳴門市の大塚国際美術館の見学(11:45~14:50)。
大塚国際美術館は1998年3月開館、渦潮見学で有名な大鳴門橋近くの丘陵地に建ち、山をくり貫いて地下三階、地上二階の五階建て、延べ床面積8900坪の広大なスペースに、西洋名画や壁画を原寸大で1000余点、原作に忠実に、陶板に転写・焼成したタイルアート(陶板名画)を展示している。この美術館は、大塚グループ創立75周年記念事業として設立されたものであるが、オーナー社長でなければ不可能な事、それにしても阿波の男は思い立ったらひたすら一途である。B3F(古代、中世)⇒B2F(ルネサンス、バロック)⇒B1F(バロック、近代)⇒1F/2F(現代、テーマ展示)と一通り見学。
大型作品にはタイルの継ぎ目が目立つけれど、まあ良く出来ている。海外旅行で世界各国の美術館で鑑賞した作品に次々出逢う。ポーランドのクラクフ国立美術館で観た「白貂を抱く貴婦人」が「モナリザ」の隣に展示してある。懐かしい。
入場料は一般3300円、大学生2200円、小・中・高生550円。世界の名画入門の授業料としてはまあこんなものか、一般はやや高い感じ。お手軽な分、遙々と訪ねて出逢う名作原画の感激や有難味はない。例えて言えば、四国八十八ヶ所の歩き遍路の代わりに、各地にある八十八ヶ所の写し霊場にお参りして済ます便法の如し、かな。(続く)