楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

スダジイの実

2022年11月14日(月)

近所の神社の境内にスダジイの大木が何本かあり、11月になると椎の実がぱらぱら降ってきます。文字通り天の恵みです。スダジイの実はタンニンが少なく渋くないので、そのまま食べられます。小さいので拾い集めるのが大変ですが、根気よく集めました。

清水で良く洗ってから電子レンジで加熱、600w&2分、

殻が割れるので、実を取り出し、

そのまま食べます。ほんのり甘味があり、栗に近い香りがあり、コクもあります。後を引き、美味しいです。😊

主食にはなりませんが、おやつにはぴったり、天与のナッツです。

 

 

佐瀬稔著「狼は帰らず」

2022年11月13日(日)

岩壁登攀のスペシャリスト、森田勝(もりた・まさる、1937年-1980年)の生涯記。1980年2月、再度挑戦した冬期グランド・ジョラスで転落、帰らぬ人となる。

山菜採りときのこ狩りから山に入った私は、森林限界を越える標高2500m以上の日本アルプスの山々には殆ど興味がなく、ましてや岩壁登攀など、危ないだけで何が面白いのか全く理解出来ません。そう言えば、昔、高崎に住んでいた頃、山が好きだという後輩のO氏を群馬・栃木県境の確か、後袈裟丸山へ誘ったところ、「どこにあるんですか?、その山?」とけんもほろろ、よくよく聞けば日本アルプス以外は眼中にないらしく、藪山の低山歩きに誘ったのは大失敗でした。まあ山の楽しみ方は人それぞれで良いと思いますが、、趣味や道楽を生業とするのは、楽な道ではありません。

 

 

紅白二十日大根のピクルス

2022年11月12日(土)

紅白二十日大根の収穫はこれまで45本、3、4日に数本づつ、まだまだ取れます。

初めのうちは浅漬けにして食べていましたが、最近のお気に入りはピクルス、

紅白二十日大根の赤紫色素がピクルス用酢に溶け出て、漬物も漬け汁も綺麗な橙赤色に染まり、見た目も美味しく出来上がります。😊

 

いちかわ市民キャンプ場(市川市)

2022年11月11日(金)

昨日は午後から再び電動自転車で徘徊、12時30分、きのこ観察にいちかわ市民キャンプ場へ。片道13km、1時間15分。管理棟傍に自転車を置いて、

1時間弱、場内を散歩。林内はからからに乾燥し、落ち葉が深く積もって、地上生きのこは皆無。材上生きのこは、アラゲカワラタケ、カワラタケ、コフキサルノコシカケチリメンタケ、ツヤウチワタケなど。クヌギの立ち枯れの根際にマンネンタケが発生しているのを見つけ、やれやれ。

帰路もほぼ同じ道、市川霊園、大町自然観察園、松飛台(まつひだい)、五香(ごこう)、金ケ作、酒井根、光ケ丘を通り、15時45分無事帰宅。

 

メルシャン おいしいワイン

2022年11月10日(木)

たまにはメルシャン(キリンの子会社)のワインも飲まねばと、近所のスーパーベルクスに行き、1.5リットルボトルを買ってきました。税込みで1本1,000円弱、これなら家計にも優しいです。😆

アルコール分11%、甘口でミディアムボディ、渋み・酸味は少なく、するする飲めます。うっかりすると、フルボディのボルドーワインの2倍は呑んでしまいます。これはちょっとまずいかも、、こうなったらいよいよ紙パック入りワインの出番、先は長くないのに、トホホです。

柿の皮の天日乾燥

2022年11月9日(水)

ヒラタネナシガキの皮は天日乾燥します。

菜園の大根を収穫して、今年も沢庵漬けを作る積もりですが、その際の色付けと隠し味に、一緒に漬け込みます。😊

 

平核無柿(ひらたねなしがき)

2022年11月8日(火)

昨日、息子から代表的渋柿の平核無柿がどっさり届きました。😊

46個もあります。今月は私の誕生日、もうめでたくもなく、無駄なお金は使わなくて良いと伝えてあるので、変化球のプレゼントかな?。🤔

何でもお得意様のご自宅の柿の木に成っていたものを頂戴したらしく、「幾らでも好きなだけ持っていけ」と言われた由、さすがは経営者、太っ腹です。😆

今日の午前、家内が皮剥き担当、

私は湯殺菌を担当し、沸騰水に皮を剥いた柿を15~30秒間浸けて表面を殺菌しました。

紐に縛るのと、ベランダの物干し竿に吊るすのも私の担当、

今のような好天が続けば、一週間で大好物の干し柿が出来上がります。何より嬉しいプレゼントでした。😊

ナラタケ料理2種類

2022年11月8日(火)

先日、船橋県民の森で採集してきたナラタケは、男の手料理で佃煮と、

酒&醤油煮にしました。

ナラタケは良く出汁(だし)が出るきのこで、酒と醤油の薄味で加熱し冷蔵庫に保存しておくと、大根おろし和え、汁の実、鍋物など何にでも使え、非常に重宝します。😄

船橋県民の森(船橋市)

2022年11月7日(月)

一昨日、電動自転車でどこまで遠征出来るか試してみることに。電池をフル充電して100%にしてから、午後の12:30、船橋県民の森へ向け柏市の自宅を出発しました。

往きは逆井、鎌ヶ谷、白井経由、14:30漸く県民の森に着き30分間だけきのこ観察、主に例年ナラタケが出る切り株をチェックしました。

大きめサイズのナラタケを紙袋2杯分採集、15:00県民の森を後にし、帰りは小室交差点に出て、国道16号線を使い、新柏経由で周回して16:45無事帰宅。

走行距離は約38km、電池残量は一桁の9%、ギリギリ限界です。車のない生活はずいぶんシンプルですが、フットワークが悪くなり、色々疲れます。😂

ナラタケ

2022年11月6日(日)

11月は公園や神社の森や林の中で、切り株に美味しいきのこ、ナラタケが発生します。そろそろかなと、近所の鎮守の森へ様子見に往くと、毎年発生する広葉樹の根際に、未だ幼菌ですが賑やかに傘を並べていました。😊

未だ採集するには時期尚早、しかも連日の好天で地面も空気もカラカラに乾燥しているので、このまま雨が降らないと、育たずに萎れてしまう恐れがあります。

そこで一旦家に帰り、霧吹きを持って出直して、たっぷり水分を与えました。😆

当分の間、毎日通って水分を補給し、大きくなったら採取して、汁の実や佃煮にするつもり、楽しみです。霧吹きより如雨露の方が手っ取り早いのですが、お参りもせず如雨露を持って境内をウロウロしては、宮司さんに怪しまれるかも。🤔

西川一三著「秘境西域八年の潜行 抄」

2022年11月5日(土)

長い時間をかけて、漸く西川一三著「秘境西域八年の潜行 抄」を読み終えました。

著者西川一三(1918-2008年)は、日中戦争の最中の昭和18年10月、駐蒙大使館調査部所属の密偵として、蒙古人ラマに化けて内蒙古を出発、河西回廊(寧夏、甘粛、青海地方)を巡り、中国軍の配置、戦力、物資輸送ルート等の調査にあたりました。しかしながら20代半ばの青年が単身敵地に潜入して出来る事は殆どなく、逃避行のような状態に終始、内蒙古を出発して2年後(終戦後の昭和20年9月か10月頃)にチベットのラサに流れ着きます。それから昭和24年10月にインド官憲に逮捕される迄の4年間は、目的もなく単なる放浪者、ラサ最大のレプン寺にもぐり込み、最下層の雑役僧として修行したり、インドとチベット国境の町で物乞いや運び屋をして暮らしたり、インドの仏跡(ブッダガヤ、ラージギリ、サルナートなど)を巡る托鉢行をしたりと居所定まらず、最期はインドのシリグリで鉄道建設の苦力(クーリー)として働いていた時に身分が発覚、8ケ月間の勾留を経て、昭和25年5月中旬カルカッタから強制送還、同年6月13日神戸港帰着にて延べ8年に亘る潜行に終止符を打ちました。その後、90才で天寿を全うするまで盛岡市で理美容材卸業に従事して暮らした由、山口県出身の著者が如何なる縁が東北にあったのか。むしろ帰国後の日本潜行生活がどのようなものであったのか、そちらの方が興味深いです。次はダライ・ラマ自叙伝の「チベットわが祖国」を読む予定です。😊

三鷹産ギンナン

2022年11月4日(金)

一昨日、高島屋柏店の地階食品売り場で家内が買ってきたのは、アメリカ産松茸に加え、東京三鷹産のギンナンもありました。

例年、ギンナン松戸市の家内の友人宅に拾いに行き、どっさり戴くのですが、その銀杏の大樹に一昨年落雷があって、去年は何とか実ったものの、今年は全く駄目とのことです。恒例行事がひとつ消滅して寂しい秋です。😪

 

ムラサキシメジ不発!

2022年11月3日(木)

ムラサキシメジの佃煮が食べたくなって、一昨日は下田の杜、昨日は増尾城址公園と、2日連続で柏市内の公園を探し回ったが、林内はカラカラに乾燥しており、下田の杜ではコタマゴテングタケ1本、

増尾城址公園ではチチタケ属1本

しか見つける事が出来ません。

ムラサキシメジどころか、今の時期出ていても良いエノキタケもナラタケもハタケシメジもヒラタケも全く見つかりません。今年はきのこは大不作かも。

アメリカ産松茸

2022年11月2日(水)

久し振りに柏駅前に出た家内が高島屋の地下1階食品売り場で、アメリカ産松茸を購入してきました。虫喰いという表示があり、1パック540円と格安です。😆

我が家では、きのこ蝿の幼虫(小さな蛆虫)がうようよ居る天然きのこを虫出しして、しょっちゅう食べているので、この程度なら全く問題ありません。念のため塩水に浸け虫出しをしてから(結局虫はいませんでした😊)、炊き込みご飯にしました。

アメリカ松茸(Tricholoma magnivelare)は日本の国産松茸(Tricholoma matsutake)とは種が異なり、松茸特有の香りは弱いものの、しゃきしゃき食感は同じ、値段を考えれば上出来です。美味しく頂きました。😄