楽山楽水日記(Ⅱ)

仙台市出身、今は柏市に住んでいます。旅行や山歩き、山菜やきのこ採り、家庭菜園、釣りなど、楽隠居の日々を綴ります。

668. 北柏駅から手賀沼周回

2023年2月27日(月)

昨日は北風が強く寒い日でしたが、山歩きシーズン前の足慣らしに手賀沼一周ウォーキングへ。

10:00出発、まず南柏駅まで歩く。常磐線に2駅乗って、10:30北柏駅下車。ファミマ北柏三丁目店で生茶を購入、北柏橋で大堀川を渡り、手賀沼南岸を歩く。強い追い風のお陰で足取り軽く進めました。11:04北千葉導水ビジターセンター(5461歩)、11:20ヒドリ橋。11:45道の駅しょうなん到着(9725歩)、昨年4月リニューアルオープンし、300台収容に大駐車場を広げ、新たに巨大な大屋根広場や知産知消マルシェ(農産物直売所)を建て、以前とは様変わりで面目を一新しています。

手賀大橋を渡り8の字型に周回することに決め、我孫子市側の北岸へ。北岸遊歩道は湖畔側(写真右側)が桜、山側(左側)はハリエンジュ(ニセアカシア)の並木、手賀沼周回遊歩道の中では最も気分が良いところ。

留鳥コブハクチョウが湖畔で日向ぼっこをしたり、休耕田で若草を食べたりしています。人が近づいても動じることなく、逆にポーズまでとる有り様、今では田植え直後の稲を食べる害鳥です。😅

遊歩道には500m毎に里程標が建ち、我孫子市俳句連盟のひこばえ句会や、ぬなは句会等の会員作成の俳句が3句づつ掲げられています。みな力作・労作揃いです。

13:13折返しの曙橋手前の手賀沼フィッシングセンター到着(17446歩)、今はニジマスの釣り堀や養殖魚販売はパッとしないけれど、併設の広々ドッグランが大人気、2階の沼カフェでコーヒーを飲む積もりで階段を上がったものの、満席の上、外に並んで待つ人までいて、諦めました。

曙橋を渡り南岸に出た所にある四阿で、干し柿干し芋の行動食を食べ生茶を飲んで一休み。

そこからは強烈な筑波颪の向かい風、とても土手の上の専用歩道は歩けず、土手下の風の幾分弱い道を歩きました。😆

14:40ようやく手賀大橋の袂にある天然温泉満天の湯到着(24864歩)、もう一度橋を渡って北岸へ。

15:12手賀沼公園に辿り着き(27995歩)、我孫子市生涯学習センター・アビスタの中にある喫茶コーナー「プラット」でコーヒーブレーク。ふ~、やれやれ。300円で一杯お代わり無料と、今時良心的です。😊

16:10北柏駅に戻り、何とか無事に一周完了。ジオグラフィカの記録は21.2km、万歩計は32882歩。スマホ電池の残量は僅か4%。手賀沼を一周したのは今回で四度めです。

帰りも南柏駅から歩いて16:40帰宅。万歩計のカウンターは更に増え、35361歩になりました。

 

 

 

 

 

セリの栽培その後

2023年2月26日(日)

我が家のセリ栽培は、底に穴を明けた発泡スチロール箱に、堆肥&園芸土&ボカシを入れた3箱のプランターで継続中。

一箱は上富士川源流部の湿地帯に生えているセリを10株ほど採集し移植したもの、二箱はお正月に雑煮の具にした栽培セリの根っこを植えたものです。今冬は寒さ厳しく、まだほんの芽出し、春のセリ摘みはずっと先になりそうです。

 

李琴峰著「彼岸花が咲く島」

2023年2月25日(土)

第165回(2021年)芥川賞受賞作、李琴峰(り ことみ)著「彼岸花が咲く島」読了。著書は1989年台湾生まれ、2013年来日し、早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程終了。

母語(は中国語)でもない日本語で小説を書き、芥川賞を射止めるほどの才媛。

絶海の孤島(架空の島と断りがあるが、多分与那国島)に生きる、2人の少女と1人の少年が織り成すファンタジー。作中に、侵略戦争、人種差別、民族浄化LGBT、人権、共同体、家族など、色々な問題が内包されているようであるが、文章は日本語、沖縄方言(与那国語?)、中国語、英語のチャンポンで構成され、ぎくしゃくして非常に読みにくい。「あなた書いてみなさい」と言われると困るが、これが芥川賞?。

日本最西端の与那国島と台湾の距離は111km、与那国島沖縄本島のそれは509km。台湾出身の著書は来日以前から与那国島に親近感を抱いていて、本作の舞台に選んだのかも。

天然エノキタケ栽培(3)

2023年2月24日(金)

年初に、市内の公園で見つけたエノキタケの菌が侵入している伐採木を、自宅の庭に移設して始めた原木栽培、雨が降って暖かい日があると、幼菌は沢山発生します。😊

但し、その後に極寒の乾燥した日が続くと、成長がストップして萎れてしまい、食べ頃の大きさになるのは僅かしかありません。😪

今年2回目の収穫も10本程度、伐木は力がなく(栄養分が足りない?)、やはり切り株には敵いません。

 

 

神明社(柏市)

2023年2月23日(木)

市内有名神社巡りの三社目は神明社(しんめいしゃ)、柏市塚崎1460番地の、沼南の森市民緑地の小高い丘陵上に鎮座し、自宅からは6kmほど。昨日の午後、お参りに行ってきました。

旧沼南町を代表する神社で、創建は鎌倉時代末期とされ、この地が伊勢神宮の荘園「相馬御厨」であった縁から、建立されたようです。主祭神は、天照大神(あまてらすおおみかみ)、応神天皇(おうじんてんのう)、武甕槌神(たけみかづちのかみ)の三柱。

参道に並ぶ石灯籠の立姿が美しい。

石鳥居は宝暦七年(1757年)の奉納、柏市指定文化財。手前にある手水鉢は寛文九年(1669年)の奉納で、同じく市指定文化財ですが、現在はコロナ対策のため、使用できません。

拝殿の左側に聳える御神木の大サカキ、更に手前にも「千葉県指定天然記念物 神明神社の榊(サカキ)」の石標が建っていますが、主幹は枯死してしまったのか、樹齢千三百年とは思えない若木が生えていました。

拝殿に進み、家内安全を祈願いたしました。奥の本殿は三社造り(三つの本殿が存在)で、中央が大神宮(天照大神)、向かって右が八幡社(応神天皇)、左が春日社(武甕槌神)。

お参りを済ませ境内を一巡り、かしわ七福神の弁財天像があり、

子の神社、大杉神社、疱瘡神社、子安社、猿田彦神社などの境内社が祀られ、

大六天、金比羅宮、浅間神社厳島神社、面足神社などを祀る石祠群もありました。

境内を囲む沼南の森は遊歩道が整備されて、きのこ観察にも良さそう、シーズンになったら、又訪れようと思いました。😊

ふきのとう味噌

2023年2月22日(水)

再び庭のふきのとうを摘んで今日はふきのとう味噌作り。

家人に渡したら、トントントンと包丁で刻んで、油で炒め、仙台赤味噌味醂、砂糖を加えて練り上げて、あっという間に出来上がり。

春の香りがぷんぷん、熱々の白い御飯との相性が抜群です。😊

原田康子著「挽歌」

2023年2月21日(火)

先日、読み終えた岡田喜秋著「日本の秘境」の中の一文「季節外れの阿寒をゆく」の中に、原田康子著「挽歌」が出てきたので、懐かしくて市立図書館から借り出し、数十年ぶりに再読してみました。

昭和31年(1956年)東都書房から単行本として出版されるや、たちまち70万部という売れ行きをみせて大ベストセラーとなり、それまで無名の、釧路市在住の女性作家、原田康子の名前が一躍全国に轟き、北海道旅行ブームすら巻き起こした作品です。

借りてきた新潮社の文庫本は、平成4年10月発行の第六十刷、ベストセラーだけでなく、とても息の長いロングセラー作品であることが分かります。

只、この歳になって読み返すと、登場人物の愛の形に不自然な作り込みが多く、また、心理描写の説明が過剰でもたつきます。が、何といっても作者28歳の時の若書き、夢見る若い女性の空想の作品と思えば良いのかも知れません。ヒロインが心を寄せる相手は、妻子ある中年男性の建築家、それだけに文中に、アンコールワット、タージ・マハル、ハトシェプスト葬祭殿、ハギア・ソフィア、スレイマニエ寺院など、世界の著名な建築物が出てきます。執筆時点の作者は当然ながら、行った事も見た事もない筈、作品に彩りを添えるために登場させたようです。昔、読んだ時は、ちんぷんかんぷんでしたが、今は全て訪れた場所、懐かしく思い出し、親しめました。

廣幡八幡宮(柏市)

2023年2月20日(月)

一昨々日、柏神社に初めてお参りして、市内の有名神社巡りを全く忘れていた事に気付きました。全国に散らばる一之宮はかなりお参りしているというのに。😆

と言う訳で、昨日は午後から、増尾城址公園へエノキタケ採りに行った序でに、増尾895番地(旧土村)に鎮座する廣幡八幡宮参詣へ。増尾城址公園からニッカ通りを進んで左折すると間もなく、石の鳥居から真っ直ぐ延びる表参道が長い!。

日曜日のせいもあって、子供連れの若い夫婦の姿が目立ち、他にも参詣者は引きも切らず、今尚篤く崇敬されている御社であることが窺えます。創建は古く、第59代宇多天皇の御代(867年~931年)とされ、建久四年(1193年)に柏市近郊一帯の総鎮守として、社殿が再建されたと伝わっています。

ご祭神は、誉田別名(ほんだわけのみこと、15代応神天皇)、気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)、仲哀天皇、武内宿祢(たけのうちのすくね)の5柱。

拝殿に詣で家内安全を祈願いたしました。

その後、境内を一巡り、数多の末社が建ち並び、

当地の富士講の名残りらしき、富士山登拝記念石碑もありました。境内には杉、檜、樅の巨木が亭々と聳え、実に厳かな雰囲気です。

最後に、境内の裏手にある柏市指定文化財(史跡)の「宮根遺跡」を見学。

縄文、弥生、古墳時代の住居跡とのことですが、今は発掘跡は埋め戻されており、石碑が建つだけで、何にもありません。

シャトー・ノートン・ソーテルヌ 2018

2023年2月19日(日)

フランス産の貴腐ワイン(白ワイン)、Chateau Nauton Sauternes 2018、750ミリリットル1本3,938円也。こんなに高いワインを飲むのは初めてです。

アルコール分13.5%、甘い❗️、ひたすら甘いワインです。後味の雑味?も強く、好みの味とは言えません、SORRY!。

柏神社(柏市)

2023年2月18日(土)

柏神社の宗教法人名は羽黒神社柏駅近くの旧水戸街道沿いに鎮座し、幾度となく通った道ですがいつも素通りしておりました。昨日、向かい側の鳴門鯛焼き本舗で焼き上がりまで5、6分待ちと言われ、申し訳ないことながら時間潰しに、お参りしてきました。柏に転居してから40年近く、境内に足を踏み入れるのは今回が初めてです。😅

お参りを済ませ、傍らの御由緒書きを読むと、御祭神は出羽三山の神々と、京都・八坂神社の神様を合祀しています。即ち、月山神社の月読尊(つきよみのみこと)、湯殿山神社大山祇命(おおやまつみのみこと)と大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)、出羽神社の伊氏波神(いではのかみ)と稲倉魂命(うかのみたまのみこと)。そして、八坂神社の素戔嗚尊(すさのおのみこと)と妃の稲田姫命(いなだひめのみこと)の八柱で、万治三年(1660年)頃に当地に勧請されたとあります。

柏神社の本家に当たる、羽黒山山頂の出羽三山神社には、2017年6月13日にお参りを済ませています。長い長い石段の参道を辿り、

巨大神殿に詣でて、家内安全を懇ろに祈願いたしました。

それにしても、地元柏市のど真ん中に、出羽三山神社があったとは、、正に灯台もと暗し、神社仏閣参詣が趣味というのに、いやはや恥ずかしい限りです。江戸の昔、当地の出羽三山講が盛んだった名残かも知れません。

確定申告書提出

2023年2月18日(土)

昨日の午前9:00に自宅を出発、柏税務署まで令和四年分確定申告書を提出しに行きました。足は電動自転車、片道5kmほどです。

到着して、本館内の提出のみの列に並ぶと、数年までは長蛇の列だったものが、10人ほどしか居なくて拍子抜け、e-Taxでネット申告する人が増えたのでしょうか?。控え書類に収受印をもらい、あっさり終了。帰路、柏神社向かい側の鳴門鯛焼き本舗に立ち寄り、家内の好物の鳴門金時餡入り鯛焼きを2個購入。

鯛と言うよりは金魚のように小さいですが、1個260円也。😅

それでも、尻尾まで餡がぎっしり詰まっており、美味しゅうございました。😊

ふきのとうの天麩羅

2023年2月17日(金)

庭に出たふきのとう、とりあえず3個採取し、天麩羅にして春を味わいました。😊

ふきのとうのほろ苦さを中和するため、ウド(購入品)の天婦羅と鶏の唐揚げも付いていました。😆

春の息吹(3)ニワトコ若芽

2023年2月17日(金)

山菜として食べる事も出来るニワトコ(接骨木)の、若芽が膨らんできました。陽当たりの良くない場所では未だ冬芽の親分ですが、

陽当たりの良い場所に生えている木は、緑色にほどけて、花芽が覗いています。

若芽を食べる樹木山菜の中では、春最も早く芽が膨らみ、公園等にも植えてあるので、簡単に採集できますが、若芽には有毒物質(青酸化合物?)が含まれ、食べ過ぎると中毒するので要注意です。私も怖いもの知らずだった昔、ニワトコの若芽の天婦羅を数個食べた事がありますが、30分後には吐き気を催して、胸がムカムカして気持ちが悪く、閉口しました。もう、二度と口にいたしません。😅

 

 

 

大河内基夫著「技術屋のビール戦争五十年史」

2023年2月16日(木)

大河内基夫著「技術屋のビール戦争五十年史」読了。著書は京都大学農学部農芸化学科卒、私が勤務していた会社の同僚で、在職中にミュンヘン工科大学醸造学科に社命留学しブラウマイスターの資格(Diplom-Braumeister)を取得した、正真正銘の醸造技術者です。

数多の関連図書や文献を読み込み、縦横無尽に駆使して、この半世紀の国内外における酒類メーカーや各種酒類の栄枯盛衰を、裏事情も含め生々しく解き明かした力作&労作です。過去と現在を問わず、ビール醸造に携わる技術者ならば必読図書、一度は目を通して欲しいものです。

バレンタインデーのプレゼント

2023年2月15日(水)

昨日のバレンタインデーのプレゼント、娘からは先日2月3日の里帰りの際に、株式会社鎌倉ニュージャーマンのあじさいチョコレートを一缶、

家内からは13日に、モロゾフ株式会社のチョコレート菓子を2箱、ブランデー&ウィスキーボンボン一箱とプレミアムチョコレートセレクション一箱をもらいました。

義理チョコでも貰えれば御の字、嬉しいものです。😊